スパニッシュプリズナー(1997年アメリカ映画)【映画感想の中ではクレタ人と報告者の見分けがつかないのだ】
なんか自己啓発本の中にいきなり出てきた名作。
名前だけしか知らなかったが、ツタヤにあったので、
「ほう。これか」とか言っちゃって借りて観たのが10年以上前。
ではまず大体のあらすじから。
時は90年代。
主人公は画期的な利益をもたらすプロセスの開発に成功します。
これで日本企業に勝てる!
(日本企業が大優勢の時代なんです)
ところが、社長に手柄を取られるんじゃないかと不安に駆られた彼は、
妹の紹介で知り合った別の富豪に相談します。
そこでFBI登場!
実は富豪は有名な詐欺師なのだそう。
危ない!騙されるところだった!
そこでおとり捜査に協力して、取引場所に向かいます。
ところが、取引相手が来ません。
気がつけば誰もおらず、プロセスの書類もいつの間にか偽物に。
どうなっているんだ?と帰ってみれば、
自分が発明を盗んだ犯人にされている?!
これまでの経緯を話しても、誰も信じてくれません。
警察から追われることになり、嵌められたと感じた彼は、
とりあえず逃げることに。
主人公はふだん仲の良かった秘書に助けをもとめます。
ここからなんとか反撃して真実を暴いてやる!
主人公の反撃の狼煙がいま、始まったのだ・・・
だが・・・どうもおかしい。
虫の知らせで脱出したところ、謎の男たちが踏み込んできて間一髪、
もはや世界のすべてが信用成りません。
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すべてが嘘である!というのがこの映画の魔力です。
スパニッシュプリズナーというのは、
亡命したスペイン貴族のフリをして金をだまし取ろうとする詐欺師のエピソードです。古典ですね。
そこから大胆に発想を膨らませたサスペンス映画。
しかし、嘘の中には真実も隠されている。
というかどこから真実の世界に入ったのか?
どこからどこまでが嘘の世界だったのか?
見分けがつきますか?
身内での評価はなぜか低かったのですが、私には面白かったと感じられました。
イケマス!
これはミステリー!
ただうちの家族からはそんなに高い評価が出ませんでした。
観る人を選ぶ?
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