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シス 不死身の男(2023年)【これだけ映画紹介したらさすがにネタが尽きるだろう。。。う、嘘だろ?】

わけわかめ戦争映画。

WW2末期。
フィンランド軍は、長く続いたソ連との戦争が終わり、
(連合軍側に寝返ったので)
短くも苛烈なナチスドイツとの戦争を始めつつあった。
勝ち目のないナチスは、街を焼き払いつつ撤退していくのだが。

そのとき、
ひとりのフィンランド兵の爺さんが、
行きがかり的にナチス兵を全滅させる。

というアクション映画だけど、これって、

西部劇じゃないか!

どうみても西部劇である。

荒野の川で砂金を取っている爺。
規律を失い、女をさらって、単なるならず者になっているナチス兵集団。

愚かなことにナチス兵は爺さんに手を出し、
犬を撃ち(死なない)
砂金を奪ってしまう。

しかし相手が悪すぎた。

爺さんは、あまりにも不死身すぎて、
ついにはフィンランド軍からも厄介払いされた、
無敵の兵士だったのだ。

不老不死とか、そういうクリーチャーではない。
ランボーとか、コマンドーとか、そっち系。
ただの人間なんだが、死なねえ。

怒り狂う爺によって、ナチス兵たちは、
次から次へと死体に変えられていくっ

自分たちの方が強いと慢心していた悪党どもが、
実は【怪物】にチョッカイを出してしまった。
もはや地獄へ送られる運命しか残されていないっー。
あのアメリカ映画の伝統パターンである。
(少年ジャンプでも王道だけど)

西部劇じゃねーか。

クリント・イーストウッドもやってた。

怒らせなければよかったんだけど、
そこはチンピラの悲しさ。
圧倒的なダークヒーローの逆鱗に触れてしまうのだ。
いつものやつ。

ほんでもって、
シス = 
翻訳不可能なその言葉は、すべての希望を失ったときに出現し、
そしてあらゆる苦痛に耐えさせる圧倒的な不屈の精神のようなものである。

うーん。
ヤバそうなこと書いてるけど、
要は根性ってことよ。

それを翻訳不可能だとか、適当なこと書いて、
さも、おどろおどろしげに描くものよ。

そんでクライマックス敵の隊長と戦う時の、あれ。
これスチームのゲーム実況とか見てると、
あれこれ絶対うごくぞ。ってやつ。

これは、エンタメだっ。
わろえてくる。

古き良きアクション映画の伝統を受け継ぐ、
気楽に観れるアクション映画。
(まあ、男しか観ないんだろうけど)

まあ、よかった。
でも、やっぱり西部劇やんか。
WW2と関係あるようで関係がなかった。
WW2を舞台背景にする必要ある?

そーゆー映画なんだぞ。


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