トラベラーハンドブック【読書紹介、え? これ、読書紹介とか読書感想文のつもりだったの? だってこれ、ルールブックだよ?】
TRPG。それはゲーム。
ファミコンからソシャゲに至るまでのゲームが、基本的にニートでも出来るように設計されているのに対して、
テーブルトークRPGは、みんなでワイワイガヤガヤ。
人狼みたいになりきりプレイをするのが、醍醐味なゲームです。
そうそう、人狼はまさに代表的なTRPGなんでしょうね。
それはそうと、陰キャには縁のない世界ですね。
私もやったことありません。
が、本はたくさん持っておりますとも(なんなんだ)
やったことないけど、本はたくさん持っておりますとも。
(少しも大事なことではないけど二回言いました)
そんな中でスペースオペラの世界観を舞台にしていたのが、こちら。
トラベラーシリーズ。
宇宙SFと言えば、とにかく銀河帝国を出したい。
そんな人類の欲望により、この世界は作られました。
作中に出てくるは第3銀河帝国です。
穏やかな文明が築いた第1帝国は地球人の登場によって瓦解し、
地球人が造った第2帝国は急速すぎる膨張によって自壊。
戦国時代を経て、安定した第3帝国が出現しました。
第3帝国は辺境地帯で、他の異星人勢力でしばしば交戦しています。
作中で帝国人以外に選択できる異星人は、
元祖地球人であることを誇りにするソロマニ人。
直立歩行する犬の姿をしているヴァルグル人。
超能力を持つゾダーン人。
ライオンの姿をしているアスラン人。
ソロマニ人に第一帝国を滅ぼされたヴィラニ人。
そして謎の古代文明。
帝国人、ソロマニ人、ヴィラニ人、ゾダーン人、は同じ地球人類系の種族です。
古代宇宙文明によって宇宙にまき散らされた設定ですね。
本国と辺境との間には時間的距離があるので、帝都に開戦の情報が届くまでに戦争が終わってしまうことすらあります。
この時間的距離というのが、トラベラー宇宙の特徴的なポイントらしいです。
連絡は通信船によって行われますが、これがこの宇宙では最速の船ということになっています。
さらに大艦隊を集めると、それが反乱を起こして首都に攻め込む、という事件が何度か起こっており、艦隊集結させるには政治的なハードルがあります。
そういう世界観(宇宙観)の世界を、みんなでワイワイガヤガヤしていくという話ですね。
***
ただ、この後、トラベラー世界はとんでもない方向に暴走してしまいます。
銀河帝国は皇族同士による内戦に突入。
その後、最終兵器として開発されたコンピュータウイルスによって辺境星域以外が唐突に滅亡してしまうのです。
いかにもネット初期の話ですね。まあその頃なんですね。
しかしウイルスの中には、人類に協力してくれるやつもいたりとか。
あ、ウイルスもキャラ選択できるようになりましたよ。
しかしこの展開は許すまじということで、別の世界線も作られたそうですが、
冒険の舞台としてはうってつけなんでしょうね。
しかしゲームのルールブックを読んで感動してこれを紹介するというのも、前代未聞かもしれませんが、どうでしょうか?
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