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戦火の馬(2011年:スティーブン・スピルバーグ)【走るんだ。映画感想、ただ前だけを観て!】

ウマ娘が流行り続けて、
来年(再来年?)のウマ娘年に備えて、
ものすごい売り上げでアプリビジネス界を盛り上げています。

(だいぶ前の記事だけど)



というわけで、馬関連の映画を紹介します。(え?)

今作は第一次大戦で、軍馬として徴用された馬が主人公。

といってもアニメじゃないので、
馬は喋りません。
ただいるだけです。
でも、そこに存在して生き続けるだけで、
勝手に人間の方が、そこに感情を当てはめて、
感慨深げになってしまう。

まず競走馬(?なんだっけな)として誕生した彼は、
主人公の手から離れ、軍馬として戦場に生き、
そこでイギリス軍の人間たちが死んだので、

土地の人の馬になったり、あるいは、
敵であるドイツ軍の馬になったりします。

馬ですから、そのまんま使われるだけです。
メカと同じ扱いです。資源です。
殺されたりはしません。死なない限りは。

しかも健気な馬は、怪我をした同僚の馬をかばうかのごとく、
自分が労苦を引き受けたりもします。
(人間がそう見てしまうだけ)

おまえ、勇馬だぜ。
(勝手に人間がそう思うだけ)

そんな感じで、嵐のような時代を生き抜いて、
元の持ち主のところに戻る馬。

特に複雑な芸はなく、ただのアニマル映画です。
頑張りましたね! 動物をキャストに使うのは地味に大変です。
言うこと聞きませんから。

でも、物言わぬ馬が、人間みたいに感じられ。
セリフのないセリフが聞こえてきたなら、
あなたはもう感動しています。

馬関連映画はまれに出てくるので、

(ホースソルジャーはちょっと違うかもしれないけど)

なにい、馬映画だと!?
しょうがない。観るしかないな。
とおもって観る人が少なからずいます。

ウマ娘年を控え、そういう人が増えるんではなないでしょうか?


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#軍馬 #他人の手に渡り #勇者 #生き残る #ただ前を向いて走る  
#余計なこと考えない #生きる #人との関わり  

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