ヒトデ学ー棘皮動物のミラクルワールド【お客様、これは読書紹介の前に「ウニ型」か「ヒト型」かを選んでもらわなければなりません「ひとで」ウニ型ですね。かしこまりました】
棘皮動物。
ウニ、ヒトデ、ナマコ、ウミユリ。
海の生物です。海にしかいません。
循環系、呼吸系、消化系は単純極まるものです。
最大の武器はキャッチ結合組織と呼ばれる特殊な筋肉。
筋肉の中に骨片が埋まっていて、必要な時に、自在に硬くなったり、あるいは逆に柔らかくなったりできます。これが最大の長所。
いや・・・・最大の長所はまずい味かな。
まあ、ウニの卵巣を除けば。
この類はとにかくまずそう。
ナマコ・・・ナマコか。
それにしても、割と原始的な生き物で、動きももっさら遅いのに、絶滅せずに繁栄しているのですから、すごい生命力です。
古生代にはウミユリ類や、ウミリンゴなどが繁栄していましたが、絶滅しました。
(ウミリンゴ = 先端部分が丸くなってるウミユリ)
なんというか、この類は古代生物感がすごいです。
数が多いせいで誰もそれに気づかん。
いやあの、キラーカブトガニなんかも古代生物なんだろうけど、
カブトガニの仲間はカブトガニしか残ってないし。
それに比べると今なお、かなりのラインナップを有しているのはすごい!
SFとかで棘皮動物っぽい宇宙人、出てこないかな。
シムアースとかだと出てくるんだけど。
カブトガニですらパニック映画の主役になれるのに、
棘皮動物がなれないとは。
なんか、このネタでやろう。
ウルトラブンブクとかいいんじゃないか。
チャガマ目ブンブクチャガマ科ウルトラブンブク。
個人的にはこのウニがお気に入りなんですが。
すこし紹介をば。
とあるnoterでヒトデちゃんという方がおられます。
海洋生物の研究者で、いずれさかなくんみたいなポジションになられるのでしょうが、いまだ人気が出ていません。
彼女のnote記事は、海洋生物に興味がおありになる方にはオススメできます。「変ないきもの」も、だいたい海の生き物が多い、という先入観が私にはあります。
いきもの = かわいい
へんないきもの = もっともっとかわいい
キャベツウニとかがいるので、意外とペット化できそうです。
ナマコは、なんかいけそうかな。
ナマコか・・・邪神とかでナマコモチーフ使われますよね。
知能を持たせたりして。
今回の紹介は少し古い本なので、最新知識は載っていない可能性もあります。それではまた。
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