リーアム・ニーソンのメモリー(2022年)【映画紹介、何で戻ってきた。「誰を殺すんじゃったかのう?」いや、俺じゃないって絶対、その、それプラプラさせんのやめろ】
奇遇にも敬老の日に視聴してしまった。
暗殺者としての長い系列を持つおじーちゃん。
凄腕の暗殺者だ。
しかし、もはや歳。
もの忘れにひどく、
映画メメントみたく腕にメモを書く有様。
これ以上の仕事は無理だ・・・
もはや老兵は去るのみ。
だけど、結局は辞め時を言い出せないで次の仕事が入ってしまう。
その最後の仕事で、じーちゃんは激怒した。
じーちゃんにはポリシーがある。
子どもには絶対に手を出さない。
そういう大人にはならない。
しかしターゲットが子どもだった。
怒るジーちゃんは、クライアントを脅して仕事を降りたが。
ネタバレするけど、結局、ターゲットの子どもは殺されてしまう。
自分の記憶が怪しいじーちゃんはうろたえる。
「もしかして、俺がやったのか。忘れちまったのか?」
まあ、いずれにせよ、じーちゃんが向かう先はひとつしかない。
復讐である。
***
一方でFBIの人身売買取締官の警官が、
謎の大規模人身売買組織の摘発に勤しんでいる。
しかし重要参考人になりそうな犯人に死なれてしまう。
もみあってビルから落ちたのだ。
しゃーない。では澄まされん。
おかげで組織の全容把握ができない。
しかも上層部はメキシコから来た同僚を、
「もういい」といって追い返そうとする。
あらゆる捜査に及び腰の上層部だ。
そんなとき、謎の殺人事件の捜査に応援に駆り出された・・・
***
そして人身売買組織の女ボスと息子。
ターゲットの1人は始末できたが、
もう1人が始末できないことで焦っている。
*****
そんな感じで、バトルロワイヤル警察暗殺ものが展開される本作。
ま。マイナーアメリカ刑事アクション暗殺者アクション映画なんだろうけど。
暗殺者のおじーちゃんをアルツハイマー初期にしたのが、今作のセールスポイントである。
あとリーアムニーソンを映画の華にしたので、
どうしても彼がイケメンならぬイケジイにすぎる。
じーちゃん、若い女性をくどいても、女性がすぐついてきてしまう。
まあ、イイ男なんだよ。
そういうイイ男が、アルツハイマーの暗殺者で、
ボロボロになりながら戦う話なんだよ。
イイだろ。
ってことなんだけど。
うーん。
まあ、演出なんだよね。
決して「ニーソンさんに大金を払ったんだから、粗相のない脚本で行け」
とかいう忖度ではないんだろうけど。
まあ、小さい映画にしては頑張ってると思ったけど。
使っている銃はこれぽいけど、
これは失敗作として悪名高いやつらしい。
うーん。カスタムでもしたのかな。
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