文章を上達させたい思いはあるけれど
文章を上手に書きたいという願いは、文章を書くことを続けているかぎり、いつまで経ってもなくならないものだろうと思う。
「自分が好きだと思う文章をWordに書き起こし、自分にとって引っかかったり気になる部分にコメントを書く」
という人をTwitterで見かけた。
そのツイートに対して
「これをすると文章がうまくなるんだよね」
というコメント?リプライ??(ネットの用語はよく分からない)をしている人がいて、やってみたい気持ちがムクムクと湧いた。
でもその前に、誰の本を書き出してみようかと悩む気持ちもあって。私が今まで読んできた本は数少なく、有名どころの本だって名前だけしか知らないというものはごまんとある。
そういった有名どころの本や、名前だけしか知らない作家さんの文章はどうなっているのだろうか?
そんなことを考え始めたら、とにかく色んな本を読みたい!!!!という思いだけが盛り上がってしまい、文章に対する熱意よりも、読書に対する熱のほうが爆上げしてしまったのだった。初めて爆上げなんて使ってみた。ちょっと照れる(なぜ)。
ということで(どういうことで?)今は阿久津隆さんの『読書の日記』を読み返している。
この本には、阿久津さんが読んだ本の引用をたくさんしていて、たまに本の引用なのか、阿久津さんの言葉なのか、どっちを読んでいるのか分からなくなるときがあって、でもそれもすべて阿久津さんの文章の持ち味なのかもしれず、文章というのは杓子定規なものじゃないんだろうなと思ったりした。
持ち味は崩さずに、でも文章として洗練されている、そんな文章が書けるようになるには長い年月がかかるのか、それとも一生をかけても身につかないのか。それはともかく私は本を読みたいという思いがあふれそうなので、本を読もう、そうしよう(文章を上達させたい思いはどこへ)。