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「気づかいの人」になりたい
友人が仕事のことで落ち込んでいる。こういう時に、どうすれば良いのか分からなくて、ついアタフタしてしまうのが私の悪いクセ。誰かを救うことは簡単なことじゃないし、救えると思っていること自体が勘違いだというのに。
以前、読んでいた『放っておく力』に、落ち込んでいる相手に声をかける人は「おせっかいの人」で、相手を放っておける人は「気づかいができる人」だと書いてあったことを思い出した。
私はどうも、落ち込んでいる人を元気づけたいと思ってしまう傾向が強くて、アレコレと口うるさくしてしまうことがある。
これは『放っておく力』で言えば、「おせっかいの人」であり、相手を元気づけるどころかただの鬱陶しい人でしかないのだな、と思い知った。
そして『放っておく力』には、「自分のことを3割か4割ぐらい分かってもらえたらOKと思うこと」とも書いてあった。
自分のことを全て理解してくれる人などいない。
その前提で考えてみると、落ち込んでいる相手が何を望んでいるのかということは、その人以外には誰にも分からないということでもあるのだ。ということは、自分が良かれと思ってしているアドバイスだって、結局は私だったらこうするだろうという思い込みでしていることであって、それって本当に大きなお世話でしかないよね、と改めて気づいた。
本のタイトルにあるように「放っておく」ことをしていきたい。突き放すのではなく、見守る姿勢を持つという意味の「放っておく」を心がけたい。