見出し画像

【読書日記】2021年11月25日

図書館へ行こうと決めていた日。いつもは所用のついでに行くことが多いのだけど、今日はあらかじめ「25日は図書館へ行く!」と決めていた。

こうして、自分が勝手に作った予定でも、そこにワクワクするものがあるなら、予定を作ることで、それまでの時間を頑張れる自分がいる。今日も朝から何かしらと頑張れた。ワクワクする予定というのは、先に立てておくほうが良い。

手帳術の本をあらかた読んでいる私は、先に自分の予定を入れてしまうことが、自分のモチベーションになることは知っていたはずなのだけど、実際に自分だけの予定って入れにくいのも事実。家族のものが優先され、自分のことは二の次三の次になるもの、そういったことに慣れてしまえば、自分だけの予定って立てることに罪悪感すら抱いてしまう。

そういう罪悪感からは、そろそろ卒業しようじゃないか。そんな風に思いながら今日の読書は、角田光代さんの『わたしの容れもの』

中年になった角田さんが見つめた、体調の変化などのエッセイ。noteで見かけて読みたい!と思っていたものの一つ。

自分が中年と呼ばれる年代になったものの、まだ始まったばかりなので、そんなに体調の変化は無いだろうと思っていた。しかし、気づけば着実に体型は変化していて、一回り大きくなった自分の体との付き合いが、かれこれ何ヶ月も継続している。

以前なら、食事を減らせば次の日には元に戻っていたのに、少しだけ運動をすればあっという間に体重も減り、お腹だってぺったんこだったのに。20代の頃と同じように過ごしていても、体はどんどん大きくなるばかり。

これが加齢なのだろうか・・。
そんな風に思っていたところで、角田さんの本と出合う。

加齢に伴って代謝率は下がるのに、食べたい気持ちは加齢に伴って増加し、どんどん胃袋は大きくなっていく。
『わたしの容れもの』より引用

そうか、胃袋が大きくなっているのか。

つまり、このままだと際限なく食べてしまうということでもあり、自分の食べたい気持ちに逆らう必要があるらしい。

角田さんは、「腹八分目ダイエット」を決行され、効果があったと本に書かれていた。食事を二割残すということが、非常にもったいなく感じるけれど、やってみようかと心が動く。

しかし、その「二割残す」というのは、自分の目分量でしかない。つまり自分が「二割残した」と思っていても、はたから見たら「それって1割も残っていないのでは?」と思われる可能性だってある。自分の目分量を信用してもいいのだろうか、食べたい欲求に逆らえない人間の目分量なんて、無いに等しいのではないか。

そんなことを考えながら、そうそう痩せない人って言い訳が大好きなんだよね、と気づく。痩せたいなら、行動も思考も変えていかなければ。痩せるまでの道のりは険しい、私の中で。

いいなと思ったら応援しよう!