見出し画像

読書日記・どうか来ませんように

1月7日(火)

今年始まってからの出費がとてつもない額になっている。まだ7日しか経っていないのに、なにゆえそんなに使ってしまったのか。正月だからって浮かれていたのだろうか。去年はどうだったかな?と、ふと気になったので、昨年の家計簿を確認する。うん、2024年もたくさん使っていた。経済を回しすぎているのではないだろうか、という不安。

それにしても、家計簿を確認して気がついたけれど、毎月、第一週だけ出費が大きい。第二週、第三週になるにつれて、どの月も支出額が減っていくのだけど、それはおそらく、第一週で使いすぎているため、第二週以降は支出をおさえようと自分なりに奮闘しているんだと思う。

月末にいくらか支出額を減らしてはいても、翌月の第一週になると、めちゃくちゃ支出額が高くなっているので、これはきっと、第二週から月末まで、ずっと節約していることへのストレスが反動となって、月が変わった途端に浪費という形でストレスを発散しているのだろうな、という結論が出た。節約しなければならないというストレスは、たまりにたまると無駄遣いを誘発しませんか。

そういえば、かぜのたみさんは『低コスト生活』に、毎月第一週は極力お金を使わないようにしているけれど、第二週以降は徐々に使う額を増やしてもいいことにしていると書かれていた。その方がストレスが少ないらしい。

私は、かぜのたみさんと真逆の方向でお金を使っているのだけど、そのせいでストレスが溜まってしまっているのかもしれない。本当のところは分からないので、来月は、かぜのたみさん方式でお金を使ってみようと思った。来月の私、そういうことだから、お金の使い方に気をつけてね(こんなことを書いたことすら忘れそうな予感しかない)。





1月8日(水)

田辺聖子さんの『残花亭日暦』を読む。高齢の母と、車椅子の夫を面倒を見ながら仕事をしていたという田辺さん。一人で全てを担うなんて無茶なので、通いのお手伝いさんたちが数人おられたらしい。そのため人件費はかかったようだけど、そういったお金は自分が稼げばいいという、田辺さんの潔さのようなものがとても良かった。自分が出来ることが何なのかを明確にして、そこに集中したほうが物事ってうまく回るんだろうな。





1月9日(木)

夫と、なぜかモスキート音の話になり、ネットにあった周波数の音を出してみることにした。「20代の方までに聞こえるレベル」「30代の方までに聞こえるレベル」などを流してみたけれど、私たち夫婦にはまるで聞こえない。もしかしたら、音が出ていない可能性もあるのでは???と思い、息子に確認してもらうと、「20代レベル」でもはっきり聞こえるという回答を得てしまい、それはつまり、私たち夫婦の耳が衰えていることに他ならないと知る。

結局、私は50代のレベルなら聞こえて、夫は60代のレベルなら聞こえるということがわかった。実際の年齢以上に耳が衰えている気がしないでもないけれど、聞こえには個人差があるのだからと自分をなぐさめる。しかし老いは確実にそこまで来ているのだろうし、目をそむけてばかりもいられない。夫を介護する日もやってくるだろうし(唐突)、私にはまだまだ元気でいなければならない理由があるなぁと思った次第。




1月10日(金)

2024年のゲッターズ飯田さんの占いで、大きな別れがあるから覚悟したほうがいいとあり、それが昨年見事に大当たりしたので「2025年はどうなるんだろう」と、ちょっと心配になったもんだから、昨年同様『日経ウーマン』を購入した。2024年もゲッターズ飯田さんの占いを『日経ウーマン』で情報を得たので、今年も同じように雑誌から。

2025年は踏ん張りどころらしいので、何かと大変なこともあるかもしれないようだけど、2024年ほどの衝撃的な言葉はなかったので少しホッとした。おそらくだけど、私は2024年が試練の年だったと思うので、その試練を耐えたのならば、何でも耐えられるはずだという思いが今はある。今はね。この先は分からない。やっぱり無理ー!!となることだらけの可能性もある、というよりも、その可能性しかないので、大口を叩くのはやめておこう。どうか試練が来ませんように!!



いいなと思ったら応援しよう!