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読書日記・発見があるからやめられない

12月5日(木)

仙台在住のかおりさんという方の日記、『わたしは思い出す』という本が気になるのだけど、どうやら売り切れているらしくて手に入れることができない。悔しい。でも調べてみると、本の内容は全文がネット上で公開されているらしく、かおりさんの日記はネット上で読めるらしい。そうなのか。よかった。

『わたしは思い出す』は、かおりさんが11年間つけていた育児日記を再読し、その日に何があって、何をどう感じたのか、かおりさんが過去を思い出しながら語る内容で、11年間の記録をもとに過去を振り返ることができるなんてすごい!!!!!!

私も日記のようなものは書いているけれど、過去の日記を読みかえしても、それは本当に自分に起こった出来事なのか???と疑うほど、過去の出来事を思い出せないでいる。書いてあるのに思い出せないのだから、それはもしかすると私の日記ではないのかもしれないね(え?じゃあ誰の日記?)。





12月6日(金)

坂口恭平さんがBRUTUSの中で、本を通読することができないとおっしゃっていた。神経の過敏さが原因で、本を手にとっても集中することが難しく、本を読むのをやめて別のことをしてしまうらしい。

私も本を読みながら意識があっちこっちに飛んでしまうので、一冊の本を最初から最後まで読むのが難しかったりする。引っかかる文章にあたると、そこから思考が展開してしまうし、それとはまったく別のことを考えたりもするため、本を読み続ける能力はかなり低いと思われる。

それでも本は読みたいし、読んでいないと落ち着かないというのが自分の困ったところでもあったんだけど、坂口さんも同じなのか~と思ったらちょっと安心した。こういう発見があるから、本を読むことはやめられない。





12月7日(土)

本屋さんには入荷しないため、ネットであらかじめ注文していた『文庫王国』が届く。今年も読みたい本がわんさか増える。毎年思うけど、本が大好きだという人が「この本が面白かった!!」と勧めるときの熱量、本の雑誌の方々に一番強く感じるんだけど何故なんだろうな。オススメされている本を全部読みたい!!という気持ちにさせられる。たとえそれが興味のないジャンルであっても、そしてきっと読んでみたらチンプンカンプンで理解できないだろうと思われる内容であっても、とりあえず読んでみたい!!と思わされる力を強く感じる。とてもいい。大好き。





12月8日(日)

こちらも年末恒例『ハヤカワミステリマガジン』を購入してランキングをチェックする。もともとミステリー小説が大好きだったんだけど、最近は小説を読むことができないまま。物語に没頭したい気持ちはあるのに、集中力が続かないせいで最後まで読むことができない。困る。でもこうしてランキングを眺めていると、読んでみたい本はぐんぐんと増えていくので、気になる本を片っ端から読んでやる!!という気持ちは強くなっている。来年はもう少し小説も読んでいきたい(と毎年思ってるのに読めてない、なぜ)。




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