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連載詩「まぼろし」❷

出会った頃は
私の話をしっかり受け止めてくれる
あなたの言葉が
うれしかった


仕事の相談にも乗ってくれて
頼もしい人だと思っていた



だけどいつの頃からか
あなたの望む言葉を
選ぶようになっていた


少しずつ私の行動が
コントロールされているような気がして
怖かったの


自分がだんだんなくなっていくようで





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