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どくしょのおと

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世界のことがわかる本が好きです。知らないことを知るって楽しいですね
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#読書日記

やり過ぎていいことなんてないです。ちょっと適当になって欲しい。対義語の間で。

やり過ぎていいことなんてないです。ちょっと適当になって欲しい。対義語の間で。

待機的と能動的

待機的医学 >>文学でいうところの自然主義 英語では expectation  自然治癒を期待する。おそらく大体そんな意味。

病人たちを観察し、自然に大して乱暴な手を加えずにこれを助けること、まだ多くの知識が不足していることを謙虚に告白しつつ待つこと。

ミシェルフーコー「臨床医学の誕生」言葉と物の関係を言葉で扱う。その達人。私はおそらく読むことは一生ないけれど、病気になった時

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結局やっぱり漠然としか理解できなかったけど、何にも知らないよりは良かったユダヤ人のこと

山本七平(イザヤ・ベンダサン)「日本人とユダヤ人」は山本七平がユダヤ人の目線で書いた日本人像。山本七平といえば、落合さんの本でもチラッと出てきた「空気の研究」。やはり日本人そのものの研究に長けていた方なんだと思う。日本に否定的なだけではないと思うけれど、ただ純粋に日本論者という位置づけでいいと思っている。

ユダヤ人研究で一番わかりやすいと紹介されているのが、内田樹さんとヴィクトールフランクル

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骸骨自体は全然怖くもなんともないけど、絵になると怖い。

骸骨自体は全然怖くもなんともないけど、絵になると怖い。

メメントモリ memento mori(ラテン語)死生観

クトナー・ホラ 聖バルバラ教会(セドレツ納骨堂)プラハ

かつてはもの凄い栄華を誇る大都市であったことが偲ばれます。わあ、素敵!すごい、すごーい。と私はただもうそうれだけですけれど、養老先生にかかれば、この手の物が多く残っている欧州は良くも悪くも歴史の重みを感じさせ、鬱陶しい。何しろ説明が長くなる。と。

少し残っているくらいにしとけば、

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