4月のモヤっとした日にCDで BILLY JOEL(ビリー・ジョエル)/B&W 685
テレワークの午前中。
たまたま自宅で一人になり、〆切が過ぎてもデータが届かない某部署からのメールを待ちながら自室を出てLDで簡単な用事を済ませ、日頃は使わないオーディオセットでBGMを掛けてみた。
このスピーカーはもともと DALI MENTOR MENUETと並べて設置し、聴くジャンルにより使い分けていた。
その後、テレワークが常態化したので配置換えをし、DALIはデスクトップスピーカーに、B&WはLDのBGMに使っている。
B&W 685用の小さなレシーバーは設置スペース重視の選択で、本来の音は出ていない。ハイパワーアンプにバイワイヤー接続して初めてこのスピーカーの実力が発揮される。
いつもは家族がiPhoneのBluetoothで曲を流しており、レシーバーがマルチペアリング対応ではないのでCDを掛けてみた。
一人だったので少し音量を上げて聴いてみると、音抜けの良さとBILLY JOELの若々しい歌声にハッとさせられた。
オーディオ機器の設置状態が理想とは程遠くても音が広がる部屋の響きや、久しぶりに聴く BILLY JOEL の声に懐かしさを感じたのかもしれない。
今まで note に彼の楽曲のことは書いていなかった。
避けていたわけではなく、ここ10年ほど全く聴く機会がなかっただけ。
アルバムに収められている曲は若い頃に幾度となく聞いたものばかり。
「急なカーブで視線を横切る首都高環状線のナトリウムランプ」
「新宿靖国通りのお店で通りを眺めながら食べたエスカルゴ」
「歩行者天国で椅子代わりに座り雑談を続けた表参道の中央分離帯」
いろいろな景色が蘇る。
懐古趣味に浸るわけではないが、彼(BILLY JOEL)の曲が流行ったのは1980年前後。40年前の曲なら、それを聴いて懐かしく感じるのは当然だろう。
P.S.
アルバムを聴き終わる頃、待っていたメール(データ)が届き、外部機関への資料提出は完了した。
Amazonサイトで確認すると、10年以上前にレビューを書いていた。
当時、半身赴任(週末帰省)していたことを思い出す。
MOH