カーソン・マッカラーズ (著)、村上春樹 (翻訳)、 山本容子 (イラスト)による単行本の出版記念版画展。
本に収められた挿絵の元となった版画が展示されていた。
会場にはモノトーン(薄い黒乃至赤色)の版画が並び、その下にはフレーズが日本語と英語で書かれている。
展示作品の一覧
丸善丸の内本店
フィクション2位
4階で版画展をぐるりと観たあと、1階で「哀しいカフェのバラード」を手にとってみた。立ち読みではなく「立ち見」😊
文章そのものは、普通に右側から始まる縦書きの翻訳小説。
普通と異なるのは挿絵。
4階で観た版画が切り取られたように文章の脇にあったり、紙面からはみ出るように添えられていたり。
ネットで試し読みをすると作者のことが気になった。
最も有名な小説は、The Heart Is a Lonely Hunter『心は孤独な狩人』(1940年)
同じ電子書籍でも、日本語訳版は English Edition のほぼ10倍の価格。
村上春樹氏の新訳版だからだと思う。
MOH