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Audible「祖母姫、ロンドンへ行く!」椹野道流 (著) を聴きながら、著者のnote記事に気がつき、若い頃の留学記録「英国つれづれ」を読む
偶然が重なると「人生って些細なことも偶然の連続だな」と思う。
Audibleのお勧めに気がついたのがスタート。
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タイトルを見て「この本は丸善でチラ見したはず」と気がつき、iCloudのライブラリを確認すると、記憶の通り写真の中の「丸善ランキング棚」に並んでいた。
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「成瀬」隣😊
タイトルのユニークさで最初の方を少し読んだ記憶があり、Audibleで聴くと初っ端のシーンを立ち読みしたことを思い出した。
「祖母姫、ロンドンへ行く!」を聴読しながら、noteを開くとお勧めの記事に著者の記事が上がっている。
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「あだだだ、痛点クリーンヒットですね」
思わずそう言ったら、先生は眉ひとつ動かさず、「僕、打率が不思議なくらい高いんですよねえ」と即座に打ち返してきた。
関西に住んでいることを実感する一瞬である。
「ワクチンの効果が出るのは2週間以上かかるので、今日打ったからといって油断しては駄目ですよ」と帰り際に言われた。
さすがにわかっとるわ……と思ったが、そういえば今年から健康保険が文美になったのだった。
つまり私が医者だなんて、先生は知る由もないのである。
はーい、といい返事をして診察室を出た。
「スキ」がたくさん付くはず。
小説を読んでお医者さんの作家には時々遭遇するが、この方は面白さのツボを抑えているし「健康保険が文美」という知らない世界をサラッとエッセイで教えてくれる。
今まで全く存じ上げない作家さんだったので、どんな方なのかが気になる。
ネットで、興味深い書き物を見つけた。
1990年代前半、医学部を休学して1年間イギリスへ(語学?)留学した時の記録。私は1980年代に6週間(夏休み)だけロンドンに語学留学したことがあり「うんうん、当時のパブはそんな感じ」とか「イギリスでホームステイを受け入れる家庭の雰囲気だな」と若い頃を思い出しながら納得したり…
これは、どんな英文センテンスだったのかな?とか。
「お金(money)は、ときに親切(mercy)を職務(duty)にしてしまう」
こちらの本をAudibleで聴くと、ロンドンでの(著者の心の中の)関西弁がその場の雰囲気を上手く表している。
若き日の著者が豪奢な祖母のお供をしたロンドン大名旅行。
電気の無い借家での留学生活との落差が面白い😊
今年、お医者さんが書いた本の感想はこちら。
MOH