見出し画像

Snowbound(邦題:ネイキッド・フィアー)B級未満の映画/年末年始にハズレだった映画の数々



Snowbound

Amazonプライムのお勧めで視聴。
最近、趣向の変わった映画を観るからか、お勧め映画も微妙なものが多い。

観初めてすぐに俳優の演技やセリフ、カメラアングルで「これはB級未満の低予算映画」と気がついたが「オチを見るまで我慢」と思い、観終わるまでネット検索はしなかった(ネタバレを読んだら観なくなる)。
視聴後に念のため、評を調べてみた。

https://eiga.com/movie/90582/
映画.comに解説やレビューは無い

ここまでマイナーな映画だと、どんな評判なのか気になる。
IMDbに少し情報があった。

日本語の解説がAmazonにあるが、ちょっと違うと思う。
(ほぼ裸は間違いないが、ゲーム要素は皆無)

《ゲーム》をクリアした者だけが、生きてここを出られる目覚めるとそこは見知らぬ雪山。全裸で放置された5人の男女。殺人犯を見つけ出し《罰》を下す、仕掛けられた残酷な《ゲーム》そして、むき出しの恐怖《ネイキッド・フィアー》が幕を開ける。Ⓒ2017 Infilmity Productions LLC.

https://www.amazon.co.jp/dp/B07N6HY84J/

雑感(いつものとおりネタバレあり)

この映画がユニークなのは最初の設定だけ。
5人の登場人物は雪山で(裸で)目が覚め、震えながらすぐ側の(用意された)山小屋に辿り着く。その小屋で自分の名前が書かれた靴下袋(サンタのプレゼント袋)の中から自分の下着を見つけ、ずっと下着姿。低予算映画ならではの衣装😊 5人は前夜、特殊な性癖な人たちが集う仮面乱行パーティーに参加し、お酒に薬を盛られて気が付いたら雪山の中、という設定。登場人物に正義の味方はおらず男女ともゲスな感じ。
そこから犯人の探り合いが前夜のフラッシュバックを挟みながら、ダラダラと続き終わりにオチは無い。
撮影は山小屋と周辺の雪景色だけの安価な製作費。
登場人物は常時、裸か下着姿だが全くエロくない。監督が魅力の無い俳優をあえて選んだのであれば、そこは理にかなっている。

IMDbで見られる撮影風景画像のクルーは防寒着を着ており、俳優たちは裸で雪山撮影に臨んだらしく、そのプロ根性は認めて良いと思う。
でも「ハダカ要素」を除けば、学生が学祭や文化祭で上映する映画レベル。(学生が撮った映画の方が、ストーリー的には上かも知れない)
最初の設定だけに釣られた映画だった。


年末年始にハズレだった映画

アニメは隙間時間に見ることが出来ても、映画を見るための「約2時間」を確保するのは難しい。
Amazonプライムビデオのウォッチリストに入れたまま、いつの間にか終わってしまう映画もある。
年末年始に、リストに入れたままの何作かを観てみた。
noterさんの紹介記事で「これは観なくてよいかな」の作品は事前に削除して😊


Blacklight

2022年製作/104分/G/オーストラリア
劇場公開日:2023年3月3日

https://eiga.com/movie/96641/

『STARWARS ep1』ジェダイマスターのクワイ=ガン・ジンを演じて好きになった俳優:リーアム・ニーソンだから観たけど、それから四半世紀経ち老いは隠せないし老人の役柄を演じているが、それ以上にストーリーが凡庸だった。


Fortune's 500

あらすじ
精神科医を父に持つレニーは控えめな性格にして、性に対して非常に興味を持つ少年だった。しかし、その強い性への興味は幼少の頃の強いトラウマと後妻の死によって、心の奥底に深く押し込んでいった。欲望を抑えつけたまま成長したレニーは、女性の前では極度に緊張してしまう内向的な性格となっていく。感謝祭の5日前、パーティーに参加したレニーはルームメイトのチェットやグロックにけしかけられ、バーカウンターに座る少女…

https://filmarks.com/movies/117679#goog_rewarded

「あまりにも…」な、ストーリーなので多くのシーンを10秒飛ばしした。
エロくてではなく、どうでも良いシーンが多くて…
最後のシーンは「セーラー服と機関銃」のパクリ?と思ってしまう。
突然、女性が多くの男性にガンをぶっ放すところとか。


ルックバック

『チェンソーマン』藤本タツキ原作のコミックは『ジャンプ+』で読んでいたので「映画にするほど尺があるの?」と思いながら、1時間弱の映像を観てみた。
最後の肝のところをコミックでは「ちょっと待って」と読み返せるが、映画は映像が流れるので、人によってはネットでの解説が必要になる。

この作品、同級生が殺害される無差別殺人の動機が、京アニ事件の模倣と思う方もおられ、私もそう思っている。

 
 
MOH




この記事が参加している募集