「映像が綺麗」な、映画だと思う。
それだけだと飽きが来るので、Amazon で一番濃いレビューどおりの映画なのかを確認するために見続けた。
雑感
マリーナが聴覚障害者でないことが分かる決定的な場面は、アンドレが不在の時に階下で鳴る電話に気がつき、階段を降りて固定電話の側まで行くシーン。
電話器を眺めるが受話器を取ることはない。
こんなシーンがあるのに、その他の多くのAmazon 評価は「女性虐待云々」等々、単なる変態映画と勘違いしている。
プライムビデオ評価者の多くは(無料だから?)作品をまともに観ていないようだ。
ロシアのウクライナ侵略前(厳密にはクリミア半島を勝手に併合した後)の作品だが、オープニングに表示される「協賛 ロシア文化省」が一番グロいのかも知れない。
シーンの中で違和感を感じたのはアンドレが神父に悩みを相談するところ。
神父の答え方がロシア正教だからなのかキリスト教だからなのか分からないが「神父がそういうこと言うんだぁ」と解せなかった。
ストーリーは重視せず、映像だけを楽しむ映画だと思う。
MOH