TOLKIEN(トールキン 旅のはじまり)/「指輪物語」を書き始めるまでの物語
「ロード・オブ・ザ・リング」が有名で、作者トールキンの名前は知られているが、その生涯はあまり語られていないと思う。
この映画は幼少期から家族を持つまでを、戦場(第一次世界大戦)のシーンを挟みながらドラマ仕立てで描いている。
その後は大学教授・売れっ子作家として順風満帆な人生だったようで、映像的には面白みに欠けるからか『ホビットの冒険』を描き始めるところでこの映画の幕が閉じる。
生い立ちとその一生は、wikiがまとまっている(情報が多い)。
予告映像と主役インタビュー
感想
映画の脚本が事実に基づいていれば、あの壮大な「指輪物語」が作られた土壌は、幼い頃から語学を教えた彼の母であり、第一次世界大戦に従軍した経験とそれにより失った大事な友人たちとの記憶に寄るものである。
彼の語学に対する秀でた才能と不断の努力は言うまでもない。
トールキンが、その後の空想物語に与えた影響は大きい。
ホビット、エルフ、ドワーフ、オーク等々は、トールキンが小説の中で編み出した種族たち。昔から北欧神話に出て来るが、例えば今私たちが想像するエルフ像はトールキンが作っている。
冒険小説には欠かせない「旅の仲間(パーティ)」も小説の多くはトールキンの影響を多少なりとも受けているはず。
多くのファンタジー小説(「小説家になろう」等)が、コミックやアニメでも一つのカテゴリーとなっており、その大前提を彼が作ったことを考えると、今のエンターテイメントへの貢献度は絶大である。
ここまで書いて、自分の小説の中に彼の物語を使っていることを思い出した。
主人公たちが「ロード・オブ・ザ・リング」撮影地(ニュージーランド)に放り込まれ、旅の形でトレーニングをするエピソード。
132~150話あたり(「小説家になろう」サイトなので無料)
https://ncode.syosetu.com/n7159fw/132/
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MOH