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Absolutely Anything(邦題:ミラクル・ニール)/アホらしくて笑い飛ばせるSFコメディ/ロビン・ウィリアムズ最後の(声の)出演作品
1時間半の短い映画で、肩の力を全力で抜いて楽しめる。
公開当時、The Guardianの表は⭐️一つ⤵️
「チープで陰気なSFコメディ」との評。
Absolutely Anythingは、テリー・ジョーンズが監督し、テリー・ジョーンズとギャビン・スコットが書いた2015年のイギリスのサイエンスファンタジーコメディ映画。サイモン・ペグ、ケイト・ベッキンセイル、サンジーブ・バスカー、ロブ・リグル、エディ・イザード、ジョアンナ・ラムリーが出演し、ジョン・クリーズ、テリー・ギリアム、エリック・アイドル、ジョーンズ、マイケル・ペイリン、ロビン・ウィリアムズは話す犬の声優。モンティ・パイソンの『人生の意味』(1983年)以来、すべてのモンティ・パイソンのメンバーをフィーチャーした最初の映画。
2020年に亡くなる5年前に、テリー・ジョーンズが脚本、主演した最後の映画で、2014年の彼の死の1年後に公開された、メインキャストのロビン・ウィリアムズとの最後の映画でもあった。
雑感
SF設定を使ったコメディ映画。
The Guardian 評のとおり安っぽさに溢れているが、陰気には感じなかった。
主人公がなんでも出来る能力を使い、世界平和や地球温暖化に対応するシーンは、この映画が公開されてから10年経った現在がより深刻な課題。
当時はまだ笑い飛ばせるレベルだったのかもしれない。
映画の中でも、どれもが上手く行かないのだが…
主人公のコメディアンサイモン・ペッグの演技と、飼い犬の声優を演じたロビン・ウィリアムズとの掛け合いが普通に面白い。
ロビン・ウィリアムズのスタジオ録音風景が end credits に流れてくるのは、追悼を込めていたのかもしれない。
end credits に流れてくるテンポの良い曲は、この映画用に作られた曲。
声に聞き覚えがあると思ったらカイリー・ミノーグ。
Kylie Minogue “Absolutely Anything and Anything At All”
MOH