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MEMORY メモリー / リーアム・ニーソン(70歳)がアルツハイマー型認知症の殺し屋を演ずる
前から観ようと思い、ウォッチリストに入れていた作品。
解説
アルツハイマー病で記憶を失っていくベテラン殺し屋が最後の仕事に挑む姿を描く、リーアム・ニーソン主演のアクション。
完璧に仕事を遂行する殺し屋として、裏社会で絶大な信頼を得ていた殺し屋のアレックスは、アルツハイマー病の発症により任務の詳細を覚えられなくなってしまい、引退を決意する。これが最後と決めた仕事を引き受けたアレックスだったが、ターゲットが少女であることを知り、契約を破棄。彼の唯一の信念である「子どもだけは守る」を貫くため、アレックスは独自の調査を進める中で、財閥や大富豪を顧客とする巨大な人身売買組織の存在を突き止める。
ニーソンが主人公アレックス役を演じるほか、「L.A.コンフィデンシャル」のガイ・ピアース、「007 スペクター」「マトリックス」シリーズのモニカ・ベルッチが顔をそろえる。監督は「007 カジノ・ロワイヤル」のマーティン・キャンベル。
2022年製作/114分/R15+/アメリカ
原題:Memory
配給:ショウゲート
劇場公開日:2023年5月12日
トレーラー
雑感
リーアム・ニーソンは好きな俳優。
以前に何度か作品をつぶやいている。
つぶやき
有名な『96時間』や『ナルニア国物語』のことを書いていないが、自分が一番好きな作品のことも noteに書いていなかったり…
高齢化社会向け?
20世紀に高度経済成長を遂げた国々は、どこも高齢化社会になりつつある。
高齢化社会に対応してなのか、エンターテインメントの主人公も高齢化。
エルフのフリーレンとドワーフのアイゼン以外、人間二人の寿命が尽きるところから、物語が始まる。
アルツハイマー型認知症
この映画でリーアム・ニーソンはアルツハイマー型認知症に加え、ストーリーの中で腹部に銃弾を受け(大出血だけど病院には行かない)瀕死の状態からエンディングの流れ。
そこに至るまで「まだらぼけ」の状態が続き、前日会った少女が殺されたニュースを見て「自分が殺したのではないか?」と一緒にいた人に確認したり、物忘れ対策用として左手前腕にマジックで宿泊するホテルを書き、部屋が決まると部屋番号を付け足したり(長袖で隠している)。
最近はあまり見かけないが、以前レジの従業員が左手にボールペンでメモを書いていたのを思い出した。
物忘れが酷くなったら、リーアム・ニーソン式メモは有効かもしれない。
スマホにメモを残しても、それを忘れたら見つからないし…
リーアム・ニーソン主演なのでアクションシーンは楽しめ物語のテンポも悪くない。 ちょっと登場人物が多い気がしないでもないが…
Liam Neeson(1952年6月7日生)は渋みのある俳優だが、この映画では老いと人生の終焉をアクション映画という縛りの中で上手く演技したと思う。
歳を重ねた俳優がゆえに老いの振る舞いを自然に演技出来たのだと思う。
調べてみるとこの作品、2003年ベルギー映画の焼き直し。
機械翻訳したタイトルは「アルツハイマー病事件」
親族が受けた認知症検査を思い出した。
「100から7を順に引く(計算)」は簡単だが、即時記憶や視覚記憶は注意して覚えないと、認知が衰えていなくても忘れやすい。
MOH