私は布団の海を漂う主婦
下書きしていたこのタイトルだけ見て何事かと思った。
時々自分の書いたものにビックリしたり、恥ずかしながら爆笑してしまうモフ虫です。
夜、布団に入るのが今人生の幸せランキングの上位に来るくらい幸せです。
娘が寝るタイミングで私も布団に入るのですが
夫には自分時間があるので0時くらいまではテレビのある方でゆっくりしています。
カーテンを閉めてうっすら暗い寝室。
カーテンはピンク。向こうの部屋の光がカーテンを通して温かみのある色もベスト!
とりあえず、タオルケットに潜って感触を確かめます。
最初のひんやりした感じが好きで、寝巻きは年中半袖上等。
ひとしきり楽しんでからフォロワーさんのnoteを読んだりのんびり過ごすのが流れ。
基本入眠を目的としていないので結構スマホで好きなことします。
そのうちに眠くなるので、最後は隣で寝ている娘の頭の匂いをかいだり手を握ったりしていつのまにか眠っているというパターン。
大事なことは『最初に布団に入る』ということだけ。
ヒンヤリしてフンワリしたタオルケットを存分に楽しむことが毎日の楽しみになりました。
この時間のために毎日生きていると思っていたこともあるくらい。
小さい頃は寝るのが勿体無くて、許されるだけ起きていました。
ラジオを聴いたり、日記を書いたり。
時間が足りなかったのです。朝日がのぼる瞬間を見るのも大好きでした。
布団の感触や、眠るまでの楽しみを知ったのは子供と過ごすようになってから。
産休や育休という、社会人になってからは体験したことのない長い休みを経験したことで時間の感覚が変わったのだと思います。
とにかくゆっくり。
今日できないことは明日してもいい。
ゆっくりと夜を噛み締めることやそこにある様々な感覚を楽しむことも、起きていることと同じくらい価値のあるものだと知りました。
それは、1人時間を楽しめるようになったことと同時期だったかもしれません。
私は、この5年で生き方が劇的にスローになりました。
立ち止まって物事を考えること。それはとても有意義なことです。
思い出してイラッとしたり泣きたくなることもあります。
でも、感情と静かに向き合うことで寝た後は持ち直しもバッチリ。
辛いことは全部前の晩に置いてしまうのです。
ちょっと精神的にセカセカしてきたなと思った時は、とりあえず布団に入って
布団の海にぼんやり身を委ねてみます。
大好きなタオルケットは年中私のことを変わらず受け入れてくれて、満足するまでその時間を味わう。
贅沢な時間だなぁ。確か3年くらい前にしまむらで激安だったタオルケットにここまで救われるとは。
昨夜、娘が
「娘ちゃん、今日はどんな夢を見ようかなぁ」
と楽しそうに言いました。
それは素敵だね。母ちゃんはどうしようかなと言ったら
「母ちゃんはお仕事の夢をみたらいいんじゃない?」
…マジ社畜じゃんよ。
皆様も素敵な夜をお過ごしください。