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最後の決め手は『人』だった

ダイニングチェアを探して三千里、ならぬ、3年。良いなと思うものは沢山ありましたが、購入にまでは至りませんでした…。

ところが、先日訪れた家具屋さんでやっと購入に至りました。なぜか?
答えは、たった一つ。『対応してくれた営業マンの影響』だと思います。

今までと、何が違ったのか。自分の学びにもなると思いましたので、振り返ってみました。

私はおそらく、以下の3点にロックオンされていたと思います。

①本来の目的をまずは果たす
②ストーリーを語る
③売ろうとしない

 1.本来の目的をまずは果たす

今回の家具屋さん訪問は、あるデスクチェアがお目当て。

家具屋さんに入った矢先、雑貨や好きなメーカーの家具が目に飛び込み、好奇心爆発状態で目移りする私のところに、ある営業マンが近寄ってきました。

私:「この家具ブランド好きなんです。でも、今日の本命はデスクチェアなんです。ただ、ダイニングチェアも沢山あって、気になっています…」

営業マン:「ではまず、デスクチェアから見られますか?ご案内させていただきます。」

ロックオン、その①です。
「本来の目的からスタートする。優先順位の高いものから案内する。」

お客様目線だから、と言って、その流れでダイニングチェアを先に見せられていたら、やがてエネルギーを使い果たし、本来の目的にエネルギーが注げなくなります。

優柔不断な私にとっては、この誘導がとても有り難かったです。

2.ストーリーを語る

実は、たまたまその営業マンも同じデスクチェアを使われていて、購入の背景を教えてくれました。

つまり、そのデスクチェアとのストーリーを語ってくださったのです。

決して、一方的にではなく、私の悩みや迷いに合わせて、ごく自然に包み隠さず語ってくれました。ネットの口コミより100倍信頼できます。単純。笑

これが、ロックオンその②です。

3.売ろうとしない

今まで出会った多くの営業マンは、「こんなサービスつけます」「今しかこの価格で買えません」など、手を変え品を変え、良くも悪くも、売ろうという熱意が伝わってきました。

でも、今回の営業マンは、私の輝く目と決められずに迷う顔を見ながら「ネットでも購入できますよ。高いお買い物なので、お家でゆっくりご覧いただいてからでも良いと思います。ただ補償の面では、店舗購入の方が安心です。」さりげない最後の一言。やられた。笑

こんな一連のやりとりを通して、営業マンの寄り添ってくれる対応に惹かれ、散々いろんな椅子に座ったあげく、ダイニングチェアを購入しました。

デスクチェアはネットで調べみて、買う場合は、是非彼から購入したいと思います。

4.まとめ

値段やモノは大事ですが、大きな買い物になればなるほど、最後の決め手は、『人』なのかもしれません。

皆さんは、どんな人からモノを買われていますか?
自分の購入の過程を辿ってみると、思わぬ気づきがあるかもしれません。

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