骨盤が前傾の人用のストレッチ
今回は骨盤が前傾=反り腰の人に対しての効果的なストレッチをしていきます。
前回伝えたように骨盤が前傾という事は前屈よりも後屈が苦手な人、今からやるストレッチの前にどのぐらい後屈できるか確かめてもらうとより効果が分かりやすいかと思います。
まず一つ目
大腿四頭筋
この筋肉、実は四頭筋と言って4つあるのですが、4つ合わせると人間の体の中では一番体積が多い筋肉です。
以前お尻が最強と言っていたのですが、あれは嘘です。
嘘ではないのですが、まぁ、嘘みたいなものです。
ストレッチの仕方ですが片足だけ正座してもらいます、足首の上に座るのではなく、足首はお尻の外側に出るように座ってもらいます。
そのまま後ろに倒れるように両肘をついてもらいます。
これでOK
よく完全に仰向けで背中を付けてしまう人がいるのですが、そこまで行くと腰が浮く、もしくは腰をつけようとすると膝が浮く。
つまりもう限界なんですよね、そこまでいかなくて大丈夫です。肘が着くぐらいで気持ちよく伸びると思うので。
次に腸腰筋
もうTarzanで何回出て来たか分からない、腸腰筋です。
これは片足膝立ちになります、もう片方の足は膝を伸ばしたまま後ろに伸ばします。
この時点で伸びる人もいると思います。後ろに伸ばしている方の足の付け根、鼠径部当たりに効いてくると思います。
より効かせるには、もっと深くしゃがみ込んで後ろ脚をより後ろに伸ばす。
もしくは後ろに伸ばしている足を内側に捻じる。
これをやるとより伸び感を強く感じる事が出来ると思います。
最後に脊柱起立筋
これも簡単です。
両足を伸ばして座ります、右の足の膝を曲げて左の足をまたぎます(足を組むようなイメージ)
そして右手を右後ろに付きます、左ひじで右の膝を押します、振り返る。
これで背中や腰が伸びる感じを受けると思います。
この三つを伸ばした後、先ほどの後屈をやった時にいかがでしょうか?先ほどよりいける感じがすると思います。
骨盤の前傾によって、反り腰によって腰が痛くなっている人はこのストレッチを続けると大分改善していきますので是非やってみてください。
次回は骨盤前傾、前屈が着かない人用の効果的なストレッチをお伝えましす。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?