アレルギーの症状
皆さん、こんにちは。
皆さんは、何かアレルギーをお持ちですか?
「アレルギー」とは、本来なら自分の身体を細菌などから守ってくれるはずの「免疫」が、なんらかの原因で過剰反応(異常反応)してしまう状態です。
花粉症などは有名で、鼻水が止まらない、くしゃみが出る、目が痒くなる…などの症状がありますよね。
今回は、『アレルギー反応の症状について』書いてみます。症状も様々な事を、知っていただけるといいなと思います。
私は沢山のアレルギー持ちです。
種類と症状については、以下のような感じです。
〈食物〉
・キウイ、パイナップル、チェリー、りんご、イチゴなどの果物
・アボガド、セロリなどの野菜
・カモミール、フェンネルなどのハーブ
・蟹、海老などの甲殻類
・貝類
・生魚
〈動物〉
・猫
・犬 (犬種による)
・ダニ (ハウスダスト: 治療しました ※過去記事有)
〈植物〉
・各種花粉
〈アルコール〉
・ビール
・日本酒
・赤ワイン
そしてアレルギー反応が出てしまった際の症状は、
・鼻水
・くしゃみ
・目の痒み&赤く充血
・喉のイガイガ
・胃痛
・腹痛
・下痢
・嘔吐
・咳
・身体の腫れ、痒み
・皮膚の異常
症状は、口に入れて(アレルギー源に触れて) 直ぐに出るものから、暫く後に出るものもあります。
どのアレルゲン(アレルギーの原因になっているもの)に対して、どんな症状が出るのかは(私の場合)毎回同じです。例えば、キウイやパインは喉のイガイガ、セロリは咳が出る、赤ワインも咳が出る、魚介類は腹痛と下痢、または嘔吐(嘔吐すると急激に楽になる)、ビールや日本酒は腹痛…などなど。
私がとっているアレルギー反応予防としては、市販のアレルギー薬(錠剤)を常に持ち歩き、外食の際には食べ始める前に錠剤を飲んでおきます。そうすると大丈夫な事が多いです。(保証は無いです。)
後は、「果物系は、熱を加えるとアレルギー反応がマシになることもあるので慎重に試してみてください。」とお医者さんに言われました。「りんごは皮を剥くと喉のイガイガが余り出ない。」と言う友人もいました。
アレルギーって、自分ではコントロール出来ませんし、検査でハッキリと「アレルギーがある」と分かっている物だけでなく、その時の体調によっても変化したり、アレルギーのある物に強く反応している際には普段は大丈夫な物にまでアレルギー反応を示してしまう事もあるのです。
私は食べ物では特に、甲殻類のアレルギーが強く、下痢と嘔吐、激しい腹痛で冷や汗と共にもがき苦しむ事になるので、海老や蟹が大好きなのですがもう怖くて口に出来ません。
中学生くらいまでは普通に食べていました。アレルギー反応が出始めた頃はアレルギーだとは思わずに、食べては苦しみ、食べては苦しんで「あれ?いつも海老を食べた後?」というように気づいて、検査を受けて発覚したという流れでした。
イチゴも大好きでイチゴシーズンに繰り返し食べていたら胃痛で寝込むまでになり、おかしいと思って検査したらイチゴアレルギーでした。胃痛がアレルギーのせいだなんて、中々気付けなかったりします。
子供さんの咳が止まず、風邪でもない、肺にも異常はない…なんだろう…と悩んでいたら、アレルギー反応だったという事例もあるそうです。
ドイツでは、幼い頃から外で赤ちゃんを草原でハイハイさせたり、落ちているものを口に含んでも「身体を強くするわ!」と、さほど気にしません。
これらは「赤ちゃんの頃から細菌に対する免疫を鍛えておく事が大切。将来丈夫な身体になる。」という考えからきています。
潔癖症な日本では、過度に細菌を排除してしまう事でこの免疫を鍛える事ができず、結果細菌に弱い身体となってアレルギー持ちが多くなってきている…と言われる事もあります。
正直、私にはどうなのだか分かりません。
日本は確かに潔癖症過ぎる気がするし、「人間は細菌と共に生きているので、多少の細菌とのお付き合いは自然なことと受け止めるべきなのでは?」とは思いますが。
環境の変化もありますし、なにが原因でアレルギー持ちが増えたのか。
どうして私がこんなに多くのアレルギー持ちになってしまったのか、自分でも分からないのです。
私はハウスダストダニアレルギーの治療を終えましたが、食物アレルギーに対する治療法は今のところまだ無いと言われてしまいました。
(症状の軽いものなら、アレルギーのある物を少しずつ食べて症状の改善を目指す方法もあるようですが、私個人的には、どうなのだろうと余り信頼出来ないです。例えばセロリなど、結構知らない間にも食べていると思うのです、スープの素に使われていたりもして。でも改善されませんし。ハウスダストの治療法も同じような原理なのですが、どうしてだか自分でも分かりませんけれども。)
ただ、私、白樺にアレルギーがあるのですが、この白樺アレルギーへの治療(免疫療法)はあるそうで、白樺アレルギーを治せたら、白樺と繋がる食物アレルギーも改善される可能性があるとの事でした。
シラカンバ(シラカバ)花粉症の方がアレルギー反応を引き起こす可能性のある食べ物
バラ科:リンゴ、サクランボ、モモ、プラム、ナシ、スモモ、アンズ、アーモンド
ウリ科:メロン、スイカ
マタタビ科:キウイフルーツ
セリ科:セロリ、ニンジン
カバノキ科:ハシバミ(ヘーゼルナッツ)
ウルシ科:マンゴー
ナス科:トマト、ジャガイモ
(ファミリー薬局さんのインターネットより)
私も白樺アレルギーの治療もしようとしましたが、夏の終わりから秋にかけて白樺の花粉が飛び始める前に注射を数回受け、それを数年間続けるというものでした。ですが、1回目を受けた翌年に日本へ長期帰国している間に2回目のタイミングを逃してしまい、治療中断となってそのままです。
アレルギーは本当に厄介なもので、アレルギー反応ばかりが続くと自身も怯えて楽しく食事が出来なくなってしまうし、友人達との外食では選べるレストランに制限が出てしまい申し訳なく思う事も多々あります。(例えば、中華料理店だと海老蟹をよく調理しており、「調理器具のお鍋も毎回洗わずにさっと拭く程度なので海老蟹を使っていないお料理でもアレルギーのある方に保証はできない」と言われて、そこでの飲食を諦めた事がありました。旅館では海鮮料理がメインのところも多いですしね。)
私は命に関わる程のアレルギーは今のところ持ってはいませんが、命の危険度が急激に上がるアナフィラキシーショックと言われる症状はとても危険なので気をつけたいです。アナフィラキシーショックは特にナッツ系や卵、蜂に刺される事によって引き起こされやすいと言われますが、いつ、何が原因でショックを起こすかは分かりませんので、私も多少怯えております。
後は、『食物依存性運動誘発アナフィラキシー』というものがあるそうで、これはアレルギーのある食物を摂取後、直ぐに運動をする事によって引き起こされるのだそうです。予防は、アレルギー源摂取後は数時間運動しない事。多くは摂取後2時間以内に運動をし始めて起こるそうです。気に留めておきたいですね。
余談ですが、私、猫アレルギーも強いんです。
猫のいるお家にお邪魔すると目の痒みや充血が出たりするのですが、メインの症状は咳です。咳が喘息のように止まらなくなり、ヒーヒーという変な呼吸音が出るようになります。
猫の毛がダメだと思っていたのですが、お医者さん曰く、唾液なんですって。猫は舐めて毛繕いするので毛にも唾液が付いている。なので、猫を飼っている人と一緒に過ごすだけでも咳がで始めることがあります。その人の衣類についている毛(の唾液)に反応してしまうのです。そういう時は市販のアレルギーのお薬を飲むと、数十分ほどで治ります。
私と同じようにアレルギーに苦しむ方々、頑張って程よくアレルギーと付き合いながら生きていきましょう。
アレルギー持ちでは無い方々にもこの記事が届いて、少しでもアレルギーへの理解や知識へと繋がりますように。
2023年10月25日
※あくまでも、個人の経験と感想です。専門的な事は必ずご自身で専門家へご相談、ご確認くださいね。
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