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「私は、あがなう」

この言葉に、全ての意味が込められている、と思った。
先日、映画、ラストマイルを見てきた。

そこで、私が考えたことを、綴っていこうと思う。

※以下、ネタバレ注意です。

※また、読み進めたいよー、と言う方へ、

これは、あくまでも私自身の主観が大半の私見であることを、事前にご承知おきください。また、特定の思想に偏っていることを、先に書き記しておきます。人によっては「何言ってんだこいつ」となるかもしれません。

それでもここに書こうと思ったのは、やっぱり、思想自体は自由だ、と思うからです。まあ、こうして言葉にして晒している時点で、脳内に留めている思想、を抜け、外部、社会に対する主張、になっているわけですが。

だから、誰かからすればこれは、言葉の暴力だ、と言われても、おかしくないかもしれない。それでも私は、思想は自由だと思っている。また、意図して、人を傷つけたいわけじゃない。

それだけは、念頭に置いておいてくださると、嬉しいです。

前置きが長くなりました。
以降、ネタバレ注意です。









まりかは、恋人のたすくを職場の過重労働やパワハラ等から救えなかったことを贖う(あがなう)為に、爆破テロを考え、実行、序盤の爆発で、自爆してしまったのだと、私は思った。

恋人であれ、他人のためにそこまでするって、純粋に、すごいなと思ってしまった。私は、正直。まりかの、たすくへの愛の示し方、は、ともかくとして。それと、テロ行為への是非は一先ず、置いておいて欲しい。これは私の、感じ方の問題だ。

だって、贖うって言ったって、それで自爆なんてしたら、自分が死んだら、意味ないじゃん。そう思った、私は。

だけど、まりかは追い込まれて、と言うか、他のことが考えられなくなっちゃって、理性が保てなくなっちゃった結果が、それだったんだろうな、って、思った。

保てなくなっちゃったから、と言って、テロや、自爆テロをしていい理由にはならない、と、私は知っている。それはきっと、殺人と同じで。

自分にとっては恨みつらみしかない人間だとしても、誰かにとっては、愛される存在かもしれない。殺されて、悲しむ人間がいるかもしれない。

だから、殺してはだめ、なのだと。

後は、単に法律に書いてあるから。人を殺めたら捕まりますよーって書いてあるから。だから私は今も昔も、誰も殺していない、恨むとしても、心の中か書き殴る中でしか、恨みをぶつけることはしていない。

えっへん。

褒めて、って感じ。
頭なでなでよしよしいい子いい子、して欲しい。

狂ってる?怖い?

寧ろ、人を殺していない方が奇跡だと思う。自分や大事な誰かを守るために殺す、って、戦争の時はオッケーなのに、それ以外では罰せられるの、何で?って思う。

やっぱりこんなこと思う私は、とち狂ってるのかしら。まあ狂っててもいい、だって行為は起こしてないし。思想だけなら自由だし。(開き直りやめろ)

あーこの時代で、今の日本で、よかったよ本当に。時代が時代で国が国だったら、私は投獄されていたかも分からない。ジョージ・オーウェルの1984とか香港とか、思想絡みでのいざこざって、あるからね。前者は小説だけど、実際、後者は前者のそれっぽいことだと思うし。

いつの間にか、話、逸れたけど。


贖うこと。

誰かの為に、罪をつぐなう。
それは時として、自らの命を以て。
誰かの為に、罪をつぐなおう、と考え、実行してしまう。

だけどやっぱり、独りで抱え込むと、最悪の事態になりかねない。映画ではそれが、実際に引き起こされてしまったのだ、と、思った。だから最後の最後で、「心の悩みは独りで抱え込まずに自治体等に相談しましょう(意訳)」って書くことで、周知したんだろうな、って。

私は、何も、心が壊れることそれ自体が悪いんじゃない、と思う。

若者の孤独死、とか最近、よく聞くけど。

多分、独りになってしまう、その人の背景、潜んでいる事物に、問題があるのであって、病むこと自体が、悪、と言う訳では、ないんだと思う。


以上、あくまで私見でしかない、主観が入りまくった文章、ですが、ここまで読んでくださってありがとうございます。

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