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【読書メモ】すべての人は自尊心を満たしたい
「自分の考えのすごさ・正しさを認めてほしい」
会議で発言するときや友人の相談にのっているとき、気がついたら潜在的にこんな想いを抱いて躍起になっていたことが少なくなかったように思います。
そんな自分のコミュニケーションに対する考え方・スタイルを見つめ直すきっかけになった1冊、「人望が集まる人の考え方(レス・ギブリン)」についてです。
何歳になっても心に留めておきたい原理がつまった、コミュニケーションのバイブル的存在です。
この本を手にとったきっかけ
サラリーマンを辞め、今後ますます多様な人との関わりが増えるだろうと思い、人との向き合い方を考えたかったためです。
例のごとく、大好きな本スタグラマーさんがおすすめしていたことも理由の一つです。笑
本からの学び
1)人間の本性を理解・活用することで、コミュニケーションが上手くなる。
└ すべての人が"自分の自尊心を満たしたい""自分の重要感を認めてほしい"と思っているため、そうなるようにコミュニケーションをとることが大切。
└ 正論を説く、自分の主張を通すことよりも"相手の自尊心を満たすこと"を考えると良い。
2)褒め言葉や感謝は相手の心身にエネルギーを与える、とても重要なもの。
└ 相手そのものではなく、相手の性質や行為に対して伝える。
└ 小さいことや自明と思われることこそ、言葉にして伝える。
3)関わる一人ひとりについて、独自の価値を持つ存在として大切に扱う。
└ "みなさん""〜たち"と一括りにせず、それぞれ"〜さん"という個として尊重する。
4)相手は自分の鏡である。
└ 自分が最初に作り出した雰囲気はその場に反映されるし、その時々に起こることは、自分が生み出しているもの。
└ 自分が他人にどう思われるかは、自己評価によるところが大きい。
これらのコミュニケーションの原理・原則は、人間関係に限らず仕事(相手=customer)においても重要だと感じました。
マーケティングの根幹であるお客様理解でも活かせると思っています。
一方で、ここで出てくる"相手"というのは"自分"でもあるため、自分自身の自尊心を満たし、常に寛容でいられるようにすることも大切ですね。
心がけたいこと
✔︎自分自身の言動に対し、"これは自分の自尊心を満たすためだけにやっていないか?"自問自答していきたいと思います。
✔︎あら探しよりも良いところ探し。ありのままの相手を受け入れることとそれを言葉で伝えていくことも今まで以上に意識していきます。
✔︎自信を持って元気に振る舞うことで、その場の空気を良いものにしていきたいです。
✔︎コミュニケーションの場では、"相手の話を傾聴すること"を最優先に考えていきます。
改めてコミュニケーションの本質を理解できてスッキリした感覚です。
これまで自分が本気で人と向き合おうとしたシーンでは自然にやっていたことも多かったなと感じましたし、周囲でコミュニケーションが上手な人がいつもやっているな〜と思うこともたくさんありました。
だからこそ、かな〜〜り腹落ちしました。
これらの本質を常に心に留めておき、コミュニケーションの達人に近づいていきたいです!
moe🌞
(instagram:@_moii____)
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