昨日観た映画No,23【オオカミ狩り】
【オオカミ狩り】2023年:韓国:122分
監督:キム・ホンソン
ジャンル:サバイバルアクション
今日と明日が休日なので、休日前に楽しい映画を見よう!
2月に入って、月替わりの更新でU-NEXTのポイントも補充されたし、見逃している映画をポイント使って見るか!
と思ったのだが、あまりにも気になる映画が多すぎた・・・。
ポイントを節約するためにも、見放題で視聴済みでもいいのでとにかく楽しい映画を探して、昨年視聴済みの【オオカミ狩り】を再視聴。
あらすじ
あらすじはこんな感じ。ネタバレ回避のためにあらすじの一部を削除している。
本作【オオカミ狩り】は事前の情報を入れないで視聴するのがオススメの作品だ。
このnoteでは大きなネタバレには触れない。もしあなたが本作を視聴後に誰かにオススメするときも、ネタバレや「奴」の登場に関する情報は伏せたほうが楽しめるだろう。
本作の魅力
本作はかなり血が多く流れる作品だ。
痛々しいシーンや、倫理的にOUTでは?と感じるシーンもあるので、そこだけは頭に入れて視聴か否かの判断をしよう。
ストーリーの流れとして、序盤は極悪犯罪者VS警察が海上の船内で逃げ場のない戦いを描いた作品のようにみえるが、実際は違う。
妙にキャラクターが強い色気のある犯罪者が登場するのだが、実は彼は主人公ではない。本作の主人公は、中盤までハッキリしない。そのため、ここでは名前も伏せる。脱線だが、そういえば最近では2020年の【ザ・ハント】も序盤では主人公がわからなくて楽しかった思い出がある。
ザ・ハントにもストーリーとしての驚きはあって楽しかったが、本作【オオカミ狩り】では、ある瞬間から映画の方向性がガラッと変わる。
それまでにも視聴者が「え?今の何?」と感じるシーンが挟まるが、本質というかメインディッシュは件の「ある瞬間」まで訪れないのだ。
そこからはジェットコースターのように怒涛の展開。
やっと主人公がハッキリしたかと思えば、それ以上に衝撃的な展開と話の方向性の変化にビックリしてしまって「主人公がやっとわかった!」とか考えいる場合ではなくなる。
それこそが、本作最大の魅力と言える。
この映画は痛々しいグロ描写や暴力シーン、魅力的なキャラクターや血の量の多さに目が行きがちだが、実はそればかりではなく、話の展開の変化によって観客を釘付けにするエンタメ映画なのだ。
多少の血や暴力シーンに耐性があるなら是非視聴してほしい一本だ。