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ASD 「自分で歯磨き」教え方

発達障害の女の子のお母さんです。

娘の定期的な歯科検診、歯ブラシや歯磨き粉の選び方、うがいの練習について前記しましたが、
今日は「自分で歯磨き」のこと。

幼児期は親である私が磨いていました。
なかなか口を開けなかったり、ゴローンとする仰向けの姿勢を嫌がったり、歯ブラシを噛んで磨けなかったり、、、。
歯磨きは大事な習慣なので、奮闘しながらも続けていたことで、応じてくれるようになり、自分で磨けるように教えていく段階に。
鏡もよく見ていないし、不器用さもあり苦労しましたが、ポイントがありました。

娘の場合、、
数字の概念はないのですが、数唱はできます
やることを、1、〇〇 2.△△、、などとするとひとつひとつこなします。
歯磨きもこれを応用させました。
歯を1から6の番号で呼びます
1.右の上
2.右の下
3.左の上
4.左の下
5.前の上
6前の下
「1番磨くよ」「あと6番だけ」などと声をかけます。6番で終わるという見通しがつくことが娘にはわかりやすかったと感じました。
また、娘と共有することで、話が合い通じます。
(1と2がくっつくところで噛むから、ここも磨くようにとか、1の裏側をもう一回とか)

大雑把な振り分けですが、これを守り丁寧にブラッシングできれば満遍なく磨けます。

発達障害の子は、感覚過敏や不器用さなどがあり、歯磨きが大変なことも多いですが、
なんとか歯医者さんのお世話にならずにいてほしいですね。
ポイントが見つかると、ラクになります。

このポイント探し、娘の場合は番号順にこなすという特性から応用できましたが、背中や髪を洗うことは、ボディイメージが弱く、後ろがうまくいきません。洗い残し、すすぎ残し、があります。
「できてないよ」ばかりの声かけになりそうなので、「お母さんの背中を流して」とお願いし、「お礼に流してあげるね」のやり取りをしながら、お手伝いしています。

自分の身の回りのことが、きちんとできる日がいつかくるのかな、、絶対にくるはず!とお母さんは思っています。


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