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kind_fairy629
おしゃれの流儀
発達障害の女の子のお母さんです。
月末なので、「お母さんの本棚」から。
今回、書き溜めておきたい本は
「おしゃれの流儀 高峰秀子 斉藤明美」
![](https://assets.st-note.com/img/1722233453945-ucgGNS2dHp.jpg?width=1200)
高峰秀子さんが、女優としてご活躍されていた当時のことは、残念ながら語れるほどの情報は持っていません。
数年前、銀座ミキモトのイベントの「真珠のようなひとー高峰秀子」のポスターに一目惚れ。
程なくしてこちらの本とエッセイなどを数冊買いました。
一言で言うなら「本物の大人がいた!」
母と一緒にこの本を眺め、几帳面だった祖母と重なるところにも、強く惹かれました。
飛び出さない、清潔、きちんと、エレガント、背すじ、指さきまで、、、一朝一夕ではない、本物の大人。(自分も含め、充分大人の年齢なのに、若作り?幼さ?が最近の大人にあるような。)
高峰秀子さんの、もち物はたくさんあるのに、
ひとつひとつ丁寧に選びぬいたことが伝わり、
小さなものまで丁寧に管理されて、愛用感があたたかい。
怠け者の自分を振り返り、恥ずかしくなったり、反省したり、背筋を伸ばす後押しをしてくれる一冊です。
養女である斎藤明美さんのあとがきに、
「おしゃれとは、生き方ではないか、人間性そのものではないかと、この頃思う」と。
この一節に同感です。