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「ビッグツリー 自閉症の子、うつ病の妻を守り抜いて」

発達障害の女の子のお母さんです。

月末なので、「お母さんの本棚」から一冊。

ビッグツリー 自閉症の子、うつ病の妻を守り抜いて」 佐々木常夫さん

東レ経営研究所社長 佐々木常夫さんの著者に
「部下を定時に帰す仕事術」
「そうか、君は課長になったのか。」
「働く君に贈る25の言葉」があります。
また、経団連理事、内閣府審議委員なども歴任。
これらからの印象は、仕事一筋に見え、家庭のイメージは持てない。
ところが、、タイトル通り、自閉症の息子さん、その下には双子、そしてうつ病の奥様を支えてきたお父さん。
まさにビッグツリー
読後の感想をひとことで表すなら、男の中の男!
「人生の一部」としてすべてを受け入れる、強さと優しさが溢れていました。
こんな時に、、これでもか、、と困難は度々起きるのに、耐えるだけでなく、対処していく姿は
ドタバタなはずなのにどこか冷静であり、そこが頼りがいのあるところ。
仕事もできる、家庭もしっかり守れる、こんな人がいるなんて!
家庭の悩みを隠さないでよい社会に、
知られて失うものはあるだろうか、

の言葉や実行力に、読みながら何度も勇気をもらいました。
 
娘のこと、隠すよりカミングアウトした後の方が、理解し協力してくれる人、助けてくれる人に会えました。何より私が隠し事がなくなりスッキリ。

家庭の悩みは、誰にでもあります。
それぞれが、感じる重さも大きさも違います。
他人から見たら小さなことに見えても、本人にとっては大きなことだったりします。
そこを受け止めて、助け合え、寄り添える社会になりますように。。

😒我が家のお父さん↓



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