転んだら、、、ハンバーグ
発達障害の女の子のお母さんです。
娘は小さな頃からよく転びます。
発達障害の子に多いと言われる、協調運動が弱さからだと思います。手と足のバランス良い動かし方に不器用さがあります。
運動から身につけることはしてきましたが、(熊歩き、熊歩きのアレンジで後ろに進むなど、療育先での工夫が多々あり家庭でも宿題でした。)咄嗟の時はやはり難しいです。
転んで、両膝に大きなガーゼを貼って帰宅、時にはオデコにガーゼなんてこともあります。
この傷がまた治りにくく、化膿しないよう皮膚科に通うこともあります。そして、前記した苦手な絆創膏。(剥がさない約束など必要)
一瞬のことが、いろいろと面倒なことになります。
痛そうなのに、娘は痛がらない。
痛みにも強いのか、うまく伝えられないのか?
「今どう?」の問いに、
ズキズキするとか、かさぶたが痒いとかは全くなく、「ハンバーグになっています」と答えます。
確かに転んだ傷はハンバーグのように見えなくもないですが、、、皮膚科の先生にも同じ答え。
「どうやって転んだの?」の問いにも、
ボールを追っていた、ぶつかったとかではなく、
「○時間目に体育をしました」などで状況は掴めません。
ボールを追うこと、三輪車や自転車、縄跳び、
ラジオ体操やダンス、行進、、、すべて協調運動の苦手さから、不器用でおかしなことになっていますが、本人は一生懸命。
両膝にハンバーグができても頑張っています。
積極的に楽しむことも増えました。
これです!
望んでいるのは、上手にできることや、怪我をしないことではないのではなく、楽しんで参加し、結果として上手にできたと本人が思えたらそれで良し!
病気なら治るかも、障害は治らない、この現実を受けいれるのが親としては苦しいところです。
治らないけれど、療育の成果や本人の成長と経験で改善してくることも多く感じています。
お母さんは、娘の両膝ハンバーグを悪化させないようきちんとみますね。