マガジン

  • 2022自然環境リテラシー学日誌

    • 180本

    三重大学では「自然環境リテラシー学」という「三重県の豊かな自然をとことん体験・実感する現地合宿型プログラム」を実施しています。◆このマガジンは、2022年度、の実習や関連するプログラムに参加した学生たちが、体験・実感したことを自分たちの言葉で綴った日誌です。◆自然環境リテラシーとは?……自然環境を総合的に理解し、自然環境と人間が相互に与え合う影響について深く考察します。また、これらを可能にする安全管理能力や、組織的な活動の計画、実行能力に加え、体得した知識・技能を正しくわかりやすく伝達・発信する能力のことで、自然環境を守り、保全しながら、その魅力を人々に伝え、“生きる力”の育成を目指しています。【問い合わせ先】三重大学・生物資源学部・教授 坂本竜彦

最近の記事

自然に踏み出す、体験する:自然環境リテラシー学・最終発表として伝えたいこと

※このnoteは、自然環境リテラシー学の最終発表会で行ったプレゼンの原稿になります。そのため、記述がところどころ話し言葉になっていますので、ご了承ください。 はじめに 皆さんは、自然というものに、興味があるでしょうか。 もっと言えば、自然の中で遊ぶことに、興味あるでしょうか。 今はインターネット社会ですから、「自然の素晴らしい景色」なんて打ったら、簡単に堪能することができますよね。インスタかなんかで、キャンプの動画とか、綺麗な星空の動画とか、色々見られると思います。しかし

    • 海と生きる生きもの:第5回自然環境リテラシー学×漁業

      皆さんこんにちは。フミでございます。 今回、最終回の自然環境リテラシー学では、三重県の二木島という漁村へお邪魔させていただき、漁業に関するさまざまなことを体験しました。 この記事でも、その中で私が見たもの感じたものを綴っていきたいと思います。 1日目 今回は最初から雲ひとつない快晴。自然を学ぶには絶好の日和のなか、第5回はスタートしました。 2日間私たちがお世話になったのは、地元で釣りエサの販売や魚の加工などを行っている、「GATE二木島ラボ」さん。ユニークなことに取り

      • 生きて、挑み続けるということ:第4回自然環境リテラシー学

        寒さが強くなり、秋の到来を感じさせる中、いかがお過ごしでしょうか。フミでございます。 今回の自然環境リテラシー学・海回では、「リスク管理・マネジメント」をテーマとした取り組みを、三重県紀北町・古里海岸を拠点にして行いました。今回で自然環境リテラシー学の海回は最後。時系列的には第5回(漁業回)より後なので、全体としても最終回となります。この記事ではその様子や私が学び、感じたことを、いつものように綴っていきます。 ちなみに、この回は「みえアウトドアヤングサポーター育成事業」の

        • 雨にも、風にも、悪臭にも負ケズ:第三回自然環境リテラシー学

          皆さんこんにちは。フミでございます。 まだ暑い日が続きますね。かなり暑かった時期に比べると少しはマシになったとはいえ、外へ出ると汗ばんでしまいます。とはいえこの時期は、「日が出ていて暑いから」と油断しているといきなり通り雨に遭うなど、コロコロ変わる天気に悩まされる時期でもありますよね。 第三回自然環境リテラシー学は、そんな不安定な天候の中行われました。日本に接近していた台風の影響もあり、いつも以上に過酷で充実した3日間を過ごしてまいりましたので、今回もその様子を綴っていき

        • 自然に踏み出す、体験する:自然環境リテラシー学・最終発表として伝えたいこと

        • 海と生きる生きもの:第5回自然環境リテラシー学×漁業

        • 生きて、挑み続けるということ:第4回自然環境リテラシー学

        • 雨にも、風にも、悪臭にも負ケズ:第三回自然環境リテラシー学

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        • 2022自然環境リテラシー学日誌
          180本

        記事

          海を、自然を乗りこなす :自然環境リテラシー学第2回

          皆さんこんにちは。三重大学のフミでございます。 皆さんはこの7月、いかがお過ごしでしょうか。梅雨が明け、肌の焼けるような日照りにさらされたり、台風やらの影響で再び雨が続いたりと、とても不安定で気の抜けない日々ですね。自然というものは、気まぐれなものです。 さて、第2回自然環境リテラシー学のキャンプでは、鳥羽にある三重大学水産実験所を拠点として、カヤックで鳥羽の海をめぐる旅を行いました。 今回も、体験したことや、それで学んだこと感じたことを綴っていきたいと思います。 1日

          海を、自然を乗りこなす :自然環境リテラシー学第2回

          自然環境リテラシー学 第1回『未知の世界へ』

          皆さんはじめまして。三重大学1年生のフミと申します。 私がこの度受講した、自然環境リテラシー学で学んだこと、感じたことなどをこのnoteに綴って行こうと思います。 ​さて、第1回のキャンプでは、シーカヤックの基本やテントの建て方など、アウトドアの基本とも呼べる事を沢山学ばせて頂きました。 1日目少し不安が煽られるような曇天の中、今回の実習場所であるマリーナ河芸にやって来ました。 この日は「午後から本格的に降り始める」という予報が出ていたため、予定が変更になりカヤックの実

          自然環境リテラシー学 第1回『未知の世界へ』