マネーフォワード広報部ってどんなところ?どんな人が向いている?W(ダブル)広報部長に直々に聞いてみた!
こんにちは。マネーフォワード広報部の恒光です。
マネーフォワードの中にはさまざまなプロダクトや、多様な社員、ユニークな取り組みがありますが、それを社外の皆さまに知っていただくには広報の力が必要ではないでしょうか!
今回は、コーポレートコミュニケーション室(広報部)の部長陣にインタビューをしました。
マネーフォワードの広報に興味がある方や、広報の働きぶりを覗いてみたい!という方におすすめの内容となっております!
メンバー紹介
W広報部長、それぞれの入社のきっかけは?
ー早速ですがお二人の自己紹介と、入社のきっかけについて教えてください。
早川:コーポレートコミュニケーション室・広報1部、部長の早川です!2018年12月からマネーフォワードにジョインしました。
前職では外資系のゲーム会社で広報・IRを担当していて、マネーフォワードとの出会いは、前職でお世話になった記者さんからのご紹介でした!
そこから当時のマネーフォワード広報部長に「会社に遊びに来てみませんか」と誘っていただき、実際に経営陣や社内で働いているメンバーに会ってみて「素敵な会社だな」という感想を抱いたこと、またもともと「社会の格差によって恵まれていない人を含め、全ての人々にきちんとした金融教育を届けたい!」思いがあったため、入社を決めました。
矢頭:コーポレートコミュニケーション室広報2部、部長の矢頭です。2021年10月からマネーフォワードにジョインしています。ちょうど一年が経ちますね!私は新卒から広報をしています。最初はゲーム会社、次にEC事業の会社、BtoB食品メーカー…と経験して、マネーフォワードで4社目です。
ー矢頭さんはさまざまなジャンルの広報を経験してこられたのですね。
矢頭:はい。マネーフォワードへ転職しようと思ったきっかけは、コロナ禍でした。生活スタイルが大きく変わるなかで、自分の働き方やこれからのことを見つめなおして、「自分のかかわる仕事が、子どもの未来を良くするものであってほしい」という思いが強くなりました。『マネーフォワード ME』も『マネーフォワード クラウド』も使ったことがあり、自分の仕事や生活がマネーフォワードのプロダクトによってよくなったという実体験がありました。
「人生で一番楽しかった面接かも」選考で感じた会社の色
ーお二人とも、選考過程で入社意思が固まったのでしょうか?
早川:オフィス訪問をさせていただいた時、社長の辻さん、役員の金坂さん、瀧さん、デザイン部の金井さん…など全部で6〜7人とお会いしたのですが、皆さん総じて「お金の課題を解決することで、すべての人の人生を豊かにしていきたい」という世界観をともにされており、また同時に会社が大切にしているカルチャーを体現されているな、と感じたのが入社の決め手でした。
そもそもみなさんお忙しい方にも関わらず、それぞれにお時間を取ってくださったことにも感激しました。当時はまだ今ほど会社が大きくなかったからこそ、実現できたのかもしれませんね。
矢頭:私の時も、カジュアル面談が本当に”カジュアル”でした(笑)。何度か転職活動をしましたが、マネーフォワードの選考は「人生で一番楽しかった面接」といえます。
早川:はい、私もすごく楽しかったです(笑)!自分も候補者の方とお話する際に意識しているのですが、マネーフォワードの選考ってスキルなどをジャッジするというよりも、むしろこちらからも自己開示したうえで、お話していて楽しいか?一緒に働きたいか?マネーフォワードのMVVC(ミッション・ビジョン・バリュー・カルチャー)に共感できそうか?を双方で判断できる場にしたいと考えている気がします。
矢頭:面接のときはレジュメを見ればわかる経歴よりも、その方がこれまで広報にどのように取り組んできたのかというパーソナリティのほうが気になりますし、聞いていて楽しいです。
マネーフォワード広報部の立ち位置について
ーコーポレートコミュニケーション室(広報部)とはどういう部署ですか?
早川さん:私たちは、会社全体に関わる広報活動(コーポレート)と、各プロダクトに関わる広報を担当する部署です。おおまかには、私担当の1部がコーポレートPR、矢頭さん担当の2部がプロダクトPR‥と分かれています。
ー採用広報や社内広報 ”以外の” 、いわゆる対外広報部分を担当しているんですよね。具体的な内容も教えてください!
早川:コーポレート広報では経営陣のインタビュー、Fintech研究所やMoney Forward Labといったプロダクトに紐づかない部署、経営企画や人事といったコーポレート部門と連携した広報、また金融教育や危機管理等を担当しています。
矢頭:プロダクト広報ではtoC向けの『マネーフォワード ME』、toB向けの『マネーフォワード クラウド』、さらにマネーフォワードのグループ会社のプロダクトの広報も担当しています。また、私の場合は地方拠点のPRも担っています!
ー広報の対象がそれだけ広いと、事業部や取材対象者との社内調整がキモになってくるかと思いますが、そのあたりはいかがでしょうか?
矢頭:皆さん、基本的に広報に対してとても協力的だなと感じています!
早川:まず何より代表の辻さんはじめ経営陣の皆さんが広報を重視していて、ご本人たちも記者さんとのコミュニケーションをとても大切にされている、という印象があります。
ーちなみに、私が入社して驚いたのは、インタビューや記者発表会などのほかに、メディアさんへのインプットを目的とした、「記者レク」が頻繁に行われていることなのですが…。
矢頭:マネーフォワードが扱っている「SaaS×Fintech」という分野は、言葉としても新しいほうですし、動きも速くテーマが広い分野でもあるので、頻繁に記者さんへのインプットの場を設けているんですよ!
早川:特にFintech研究所は国内外のFintechに関する研究を実施しており、2015年の設立当初から所長である瀧さんを講師として、記者さん向けのレクを毎年2回、春と秋の記者異動の多い時期に開催しています。
新任記者さんや金融トレンドを追いかけている記者さんからも毎回「勉強になりました」と嬉しい言葉をいただきます。
矢頭さん:メディアの皆様にはぜひ、「Fintechの最新トレンドはマネーフォワードに聞けばいいんだ!」と思っていただきたいですね。
広報部の雰囲気は?
ー事業部と二人三脚で広報活動ができるのも、広報として嬉しいことですね。ところで、部署全体の雰囲気や所属メンバーについてはいかがでしょうか?
早川:マネーフォワードの「カルチャー」を体現している社員がとても多いなという印象です。
というのも、マネーフォワードの広報は1人で自分の領域をゴリゴリ進めていく、というよりも、各々の担当領域はありつつもチームみんなで相談し合って決めていきます。それぞれが得意なことをノウハウやアイデアとして出し合う、補完関係にあるんですよね。その点で、マネーフォワードのカルチャーである「Teamwork」や「Respect」を感じます。
矢頭:真面目で優しく、丁寧なコミュニケーションをとる方が多いですね。広報というと”華やか”なイメージを持つ人もいるかと思うのですが、意外と落ち着いています(笑)。
また、楽しみながら働いている人が多く、MTGも活発です。
ーメンバーの広報歴はどのくらいになるのでしょう?
矢頭:私のように新卒からずっと広報をしている人から、別の業種から新たに広報にチャレンジしたメンバーもいます。それぞれのバックグラウンドを活かした、多様性のある組織になっているなと感じます!
求められるのは「マネーフォワードらしさ」の伝播
ーマネーフォワードを広報をする上での「魅力」は何でしょうか?
早川:私は社内に眠っている素敵な人やストーリーを発掘し、それが世の中に紹介されることで社会からの反響があったときに特にやりがいを感じますね。
あとは記者さんもそうですが、社外のさまざまな立場や意見の方に出会えることが多く日々刺激があるのも広報ならではの魅力です。
矢頭:私は、メディアコミュニケーションが成果として記事露出に表れたときにやりがいを感じます。あとは社内メンバーとの信頼関係が構築できて、広報の成果を皆さんが喜んでくれた時ですね。広報としては「いいプロダクトや会社のことが少しでも世間に知ってもらうきっかけを作れて良かった!」という気持ちも、もちろんあります。
ー逆に、広報活動をしていて、難しいと感じるところはどこでしょう?
早川:会社というのは成長とともにフェーズが変わっていきます。それに伴い、世の中からの見られ方も変わっていき、背負う社会的責任も重くなっていきますので、発信内容には慎重にならなければ、と感じています。
矢頭さん:「お金」という人生にかかわる大切なトピックスを扱うので、前職で求められていたような、がむしゃらに露出を取る/いかに面白くみせるか/尖ったことをするか、という頭からは頭の切り替えが必要でした…。
情報発信のスピード感は維持しつつも、「マネーフォワードらしい発信かどうか?」を忘れてはいけないよなと思います。
早川:マネーフォワードはMVVCをしっかり定義しており、それが社内に浸透している会社だなと思っています。広報の発信の際はそうした「マネーフォワードらしさ」からブレないために、独自の「コミュニケーションガイドライン」を策定し、それに沿うように心がけています。
ーマネーフォワードの名前が世間に知れ渡ればオールOK!ではないんですよね。広報に求められるものがなかなか高度だな、と私も痛感しています。
矢頭:ほかには私の場合、WEBサービスかつtoB向けのプロダクトを扱う時もあるので「どう世の中にかかわっているか?それがどうやったら伝わるか?」の悩みは常にありますし、結果がすぐに出ないことも多々あります。
発信した情報がどのように世の中に受け止められたかも、toCに比べたら分かりにくいですね。でもその分、メディアの方に興味をもっていただけたときは「よっしゃー!」という感じです(笑)。
ーtoB広報のあるある、かもしれませんね。伝わったときの喜びもひとしお!
こんな人と働きたい!
ー広報部では一緒に働く仲間を募集中ですよね。スキルなどの条件はありつつも、それ以外の部分でいうとお二人はどんな人にジョインしてほしいですか?
<早川さんのジョインしてほしいメンバー像>
MVVCへの共感
情熱をもって何かに取り組める人
ー「MVVC」への共感については、冒頭の選考にまつわるお話の中に挙がりましたが、加えて「情熱」ですか!!
早川:はい、情熱ってモチベーションの源泉になる大事なものですし、本人の情熱によって周りのみんなが共感し、巻き込む力にもなってくれるものだと思うんです。「こういう世界をつくっていきたい」「こういうチャレンジがしたい」という熱い想いがある人にきていただけると嬉しいです!幸い、マネーフォワードは手を挙げたらチャレンジを応援してくれる会社ですので、やれることが広がりますよ!私も広報としては担当外の領域ですが、サステナビリティの領域をゼロから携わらせていただいた経験があります。
<矢頭さんの思うジョインしてほしいメンバー像>
チームで動き、多様性を理解できる人
楽しみを見いだせる人
ー矢頭さんは「多様性とチームワーク」ですか。
矢頭:はい、ずっと広報を続けて思うのが、広報活動ってチームプレーが不可欠なんですよね。広報活動を続けるには、情報の発信元となる会社や事業部と連携して発信する情報を作りますし、発信するときも社内外の方と連携して動くことばかり。広報がひとりできることは限られているので、いろんな方と協働することが広報活動として不可欠だと思っています。
また、今の広報部組織で考えても複数名広報がいるので「チーム体制」で動くことが多いです。担当分野はあるので自分の領域の広報を推進してもらえるのは大事ですが、お互いにフォローや相談しあったり、メンバーのレベルアップのために情報やナレッジをシェアする、連携してメディアにアプローチをするなどチームで動けるのが理想ですね。
チーム内で頻繁に情報共有をするので、誰が今、どんなことで動いているかを把握して、大きな発表会などは領域を越えてサポートする、1人に偏りすぎない体制です。
また、広報メンバーは家族構成も居住地もそれぞれです。お互いの環境の違いを理解しながら働ける人が良いですね!
ー「楽しみを見いだせる」とはどのような人でしょう?
矢頭:仕事の中でも「楽しみ」は見いだせると思います。これから世の中に新しい情報を提供するワクワク感、人に会える嬉しさ、社内メンバーとの協力関係、等…毎日違う仕事をすることそのものも楽しんでいます。
ちなみに私は、地方に貢献したいという思いがあったのですが、入社以降、早速各拠点の広報も担当させてもらい充実しています。先日娘にも「ママは会議中いつも笑っているね」と言われました!(照)
ー娘さんの言葉が素敵です!では最後に、お二人の今後の展望をお聞かせください!
早川:部署の目標としては、マネーフォワードの企業価値の向上に貢献することと、さまざまなステークホルダーにファンを拡大することです!
組織づくりの面では、これまでは少数精鋭な広報体制でしたが、この1年で人数が拡大しました。今後はノウハウ共有を活発にし、全員が考えながら動ける組織にしていきたいです。
そして、個人では、入社当初の想いでもあった、「誰一人取り残されない金融教育」を実践していきたいと思っています!
矢頭:私は「マネーフォワードのファンづくり」の中でも、特に地方拠点の広報として、全国へファンを作り、地方の人々の生活を良くしていきたいという思いがあります。
組織作りの面では、ひとりひとりの個性を大事にした、強くて楽しい広報部をつくりたいですね。働き方や働く姿勢の面で自分がまずお手本になれるよう、気を引き締めたいです!
編集後記
個人的に大尊敬しており、日ごろから非常にお世話になっている二人ですが、「なぜこの会社を選んだのか?」、「どういった思いで働いているのか?」など、初めて聞くお話も多く、改めてお二人を深く知れたインタビューでした。
広報部では、一緒に働く仲間をお待ちしております!
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