55歳で独立を決断した理由について話します
最近お会いする方から必ず聞かれるのでこのタイトルで書きました。聞き手はミドル世代の方ですが、恥も忍んで惜しみなくのスタンスで書いておりますので最後まで読んでみて下さい。
結論を先にお伝えすると、今の人生は一度限りで有限。必ず一人ひとりの使命があり、ようやく今回それを見つけた。そのライフワークを行動に移したということです。
退職後、以下の自問自答をしました。
Q)ビジネスを通じ自分は社会にどのように貢献していきたいのか?
Q)何で貢献していけるか?
上記の答えを導くに至った背景と貢献したいサービスを選んだ理由、この2点について今回お話をします。
自分を理解する
自己理解を深めることに時間を掛けました。
自分の価値観や強みを知るということは重要です。すでに記事にしているので詳細は割愛しますが、上位資質を最大限活用し可能性を最大限に引き出すことに勇気が持てるようになりました。
過去の成果や実績は既に終わったもので、大事なのは今何ができるかだ・・と言う方もいらっしゃいますが、その人の価値観や資質は基本変わらないし再現性がある強みであることはゆるぎないです。
人生が有限であることを認識し行動を起こす。
昨年末、プロ野球日本ハムファイターズの新庄剛志監督がSNSで発信された言葉のフレーズを引用します。
「努力は一生、本番は一回、チャンスは一瞬」
当たり前のことがシンプルに書かれていますが、とても含蓄に富むフレーズです。オーデイションを受ける局面だと分かりやすいかもしれません。
私は監督のフレーズに一文追加しました。私の行動指針に近いものです。
「努力は一生、本番は一回、チャンスは一瞬。そして今の人生は一度限りで有限」
Q)もしも、自分の人生が残り後1年だと仮定したら、どうするのだろうか?
Q)後1年で何をやりたいと思うのか?
人が持っている時間には限りがあり、その終末がいつ来るかなんて、神様じゃあるまいし誰にも予想はできません。人生は無限でなく、皆さんに等しく平等でかつ有限。
この当たり前を自問自答しながら再認識をしたということです。
机の上で学んでばかりでまだちょっと行動に移せていない人がいたら、早く気づいて行動に移して欲しいと思います。
相続ビジネスを選んだ理由
ライフワークに相続ビジネスを選びました。
次に話すことは現役でバリバリ働いていた数年前のリアルな話となります。
私の父親は3年前に急に倒れ、入院後しばらくすると脳梗塞から全く言葉が話せなくなり約2か月後他界しました。
結論を先に言うと、亡くなった後は父親名義の銀行口座が凍結され、どの金融機関に預金が有るのかも分からず、相続手続きで大変ストレスとなる思いをいくつも経験しました。
相続に関する相談や終活の話をお互い避けて来たことが最たる原因です。まさか会話が出来なくなるとは想定もしておらず、金融機関に勤めていることで慢心もあり、相続に対する準備対策を完全に間違えてしまいました。(この辺の話は1時間以上話せますが今日はやめておきます)
母親は「お父さんが元気な時に何でも聞いておけばよかった」と言ってましたがそれも後の祭り。
相続関係の手続きがほぼ完了した頃、母親が私に対して言ったことが今でも胸に刺さっています。
「お母さんはあんたが側に居て、全部やってくれたおかげでこんなんで済んだけど。誰に相談していいやら分からんし、子供さんもいない一人暮らしだったり、(親と子が)ずっと離れて暮らしてる人らは何もしてなかったら大変やで。そんな不幸な事減らしていかんとあかんな」(福井弁♪です)
長くなりましたが、
我が家のようなケースになるご家族を1軒でも減らしたいという思いから、親と離れて暮らすミドル世代の方(自分のような)向けに相続相談の支援を行ない、ビジネスをライフワークの柱にすることを決断しました。
代表メッセージで私の想いを語らせて頂きました。
ご相談者(クライアント)と士業の専門家との間に入り、相続診断士の資格を持つ相続コンサルタントとして、相続に関する悩みの最適化を行うことを都内・千葉・福井で始めております。
キャリア相談を選んだ理由
キャリアチェンジは自ら決断してきました。入社7年目で、当時12,000人在籍していた社員一人一人の異動作業を人事部員として経験したことで、「逆に自分の人生は人に決められたくない」と思うようになりました。
社内公募制度を使うことで45歳の時に転職に近いキャリアチェンジにチャレンジしました。不安よりも後悔はしたくないという気持ちの方が強かったのです。
人事部は年齢や年次を割と気にするし、金融機関は必ずです(笑)。
大学を卒業して今の会社に入社。
自分のためとは言え、一つの企業に長年尽くし頑張ってきた自負が有りましたが、40代半ばに差し掛かると急に悲しくなるような人事を周りに行なうように感じることも段々と増え、ストレスを抱えてしまい病んでしまう人や虚無感を抱えながら晴らすこともできず、無駄に時間を浪費してしまっている人を大勢見てきました。
ずっとお客様目線でかつファーストで対応してきたのに、同僚をリスペクトし、他社批判をする事もなく逆に他社を思いやる余裕の気持ちも持ってたのに、気が付いたらライフワークがライフワークで無くなってしまった人って皆さんの周りにいませんか?
以上の背景もあり、会社人生の後半部分に差し掛かったミドル世代の方や、先程の虚無感を抱えながら晴らすことができず無駄に時間を浪費してしまっている人に対し、もっと自分らしく生きることを支援する想いを強くしました。
人事部での面談経験に加え、人のキャリア相談に乗るには正しい理解とキャリアコンサルタントとしての勉強が必要だと考え、LEC東京リーガルマインドに通学し無事資格を取得しました。
◆キャリアコンサルタントについて少しだけ話します。(是非一人でも多くの方がこの資格に注目して下さればと思います)
厚生労働大臣が認定する講習を受け、受講修了基準をクリアし修了証がないと受験資格が得られない国家資格です。3年以上の実務経験がある場合は認定講習は不要ですが、一般的には講習を受けるための教育機関選びをする必要があります。
スクールでは認定講習に必要な決められた講座を勉強して行くので、学科・論述・実技の受験対策は修了後に各自でやることになります(受験対策講座と勘違いする方多いです)。
登録教育機関20社の中から、コロナ対応しっかりしている+全国展開している+講師陣の魅力とクオリティ+受験傾向を捉えた信頼に値するテキストや使える参考書という私なりの基準で2社に絞り込み、体験相談をオンラインで受け最終的にLECにお世話になりました。実務経験豊富な講師陣のおかげでモチベーションを切らさず学べたことは感謝です。興味を持たれた方は是非ご自分でもお調べ下さい。
新型コロナウイルスによって、人とのふれあいの大切さを実感している方も多く「人に相談する」ことで得られる安心も当然あります。AIが進んでも人が働き続ける以上、働き方やキャリア形成にまつわる悩みは無くなりません。
最後におしらせ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
相続に関しては当時のことを改めて思い出しながら記事を書きました。自分自身が身内で痛い経験を積んだことを無駄にせず、これを活かして他のご家族の安心を創造できるようにもっと頑張る次第です。
当社のビジョン
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好きな地域や土地で
安心して自分らしく、
豊かに過ごす人材を
次代へとつなぐ
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モヤモヤとした何かを感じている方、自分の強みを見つけたい方、相続でお悩みの方はライフワークをサポートするコンサルティング会社@HIKARIEでご相談をお聞きする事が出来ます。是非一度ホームページからお気軽にご連絡下さい。
また次回、楽しみにしてください。
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