裏切らないものに人生を注ぐ

本当は裏切らない人も
変わらない想いもあるのかもしれない

それを信じてみたいと思う希望は
もうなくなった

甘い囁きも、人の優しさも
幸せな気持ちにさせてくれる

人に期待をしていたから
自分も”優しい人”でいれたのかもしれない

もちろん私にも大切な家族、友達はいる

そして本気で失いたくないと願った
愛した人もいた

自分を裏切らないもの
“自分” “筋トレ” “お金” だと気がついた

自分＝磨いた分、綺麗になる
筋トレ＝鍛えた分、綺麗になる
お金＝あれば何でもできる

他人が関わる事は自分ではどうにもできない
相手を変えるのは不可能だから

そんな儚いものに心を注ぐより
裏切らないものに人生を注ぐ事にする

誰かの優しさに心が温まった夜もあった
でも、それが無くなった時の虚しさは
幸せな時を遥かに超える絶望感があった

それを繰り返すのに正直もう疲れた

会社の隣の席の女性はしばらく恋愛してない

私が恋愛で幸せだった時は
『こんな幸せな気持ちを知らないなんて損してるなぁ』
と心の中で思った

私が恋愛で不幸になった時は
『こんな辛い想いを知らなくて幸せだなぁ』
と心の中で思った

隣で私だけがジェットコースターのように
浮き沈みしてた

彼女はその間、変わらず一定
『恋愛？めんどくさい』と言っていた

私もやっと分かったよ

それでも『幸せ』を感じたいと
願った日々もあったけど

裏切らないものに人生を注ぐと心に決めた

人から与えてもらった幸せには
“期限”があるって事

私があなたを愛した事に嘘はないけど
“永遠”なんてないって事

そしてそんな気持ちになった私のLINEは
“未読”が溜まっていく

興味のない男性からのLINE

少し前の私なら絶対にしなかった事

誰かの優しさを受け取って
優しさ返しをしてたけど

それも無駄だと気がついた

私が欲しいのはそんなんじゃない

私が欲しかったのは………

LINEブロックも未読も既読無視も
平気でできる女にいつの間にか変わった女

人に期待してた私、さよなら

こうやって、世の中には
鉄のような女が出来上がっていくんだね！笑

納得！！！