SNS風16冊並行読書
『本は10冊同時に読め!』という本が昔あった(てか今も売ってる)。著者は元マイクロソフト日本法人の社長で、現在は書評サイト「HONZ」代表の成毛眞氏だ。
その本では10冊並行読書のメリットが色々と解説されているのだが、もう内容は忘れてしまった(おい)。
自分が昨日Kindleで読んだのは16冊。勝った(違う)。
何か良い効果を期待してわざわざやっているのではなく、単に1冊の本を読み続ける集中力が無いからだ。
ツイッターとかnoteとかYouTubeショートとかだと永遠に見てられるのと同じ感じで、短編小説やエッセイだと1本、それ以外の新書やハウツー本なら、小タイトルなんかのキリの良いところまで読んだら次の本に移る。キリが良くなくても疲れたりつまらなく感じたら移るけどね。
1冊の本を延々読んでると脳の疲労が溜まるけど、これだと本が変わる毎に頭がリセットされてあまり疲れない。つまらなくて中断した本もまた読む気が復活したりする。
そして進行は遅いけど今読みたい本を全部読むことができるので、焦ることが無くて楽しい。
欠点は1冊を読了するのに日数が掛かるので、図書館は使いづらいことかな。期限を設けられると楽しくない。本はのんびり読みたい。
毎日読んでるのに終わらない本とかあって、これは紙だと凄く分厚いか文字が小さいヤツだなと気付いたりする。実はAmazonにページ数書いてるけどね。気にしないよね。
あと毎日全ての本を読んでいるわけではない。昨日16冊読んだのは気分が乗ったからに過ぎない。基本はその日読みたい本だけ読む。つまらなくて中断された本の中には、永遠に放置されているものもある。
まあそういう本は読んでも時間の無駄なのでそれでいい。紙の本だと本棚の邪魔になるので古本屋に売られるところだけど、電子だと永久に残っていられる。置いていればそのうち読み出すこともあるだろう。実際3日ぐらい前にライブラリを漁っていたら、1年以上前に買った本を発見して読み出したところだ。積ん読肯定派にとって電子は強い味方だと思う。
まあそんなわけで読書もSNSを見るみたいに楽しんでいるよという話でした。ちなみにプロの作家のエッセイはやっぱり上手いというか面白い。毎日のように駄文を書いてると、そういうところにも感動を覚えるわ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?