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【詩】ぼくと僕

ぼくの すぐうしろには
くろい わだかまりが
いつもくっついて 生きている

過去に とじこめるため
気持ちを ひきずるため
ずっと 笑って そばにいる

うりふたつの 顔と手で
ことなる 気持ちをもっている
きみのほうが やさしいね

知らぬまに いれかわり
知らぬまに ぼくになり
知らぬまに 傷ついている

絆創膏では なおらない
包帯では かくせない
みえない傷を 僕はかばった

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