『ある愛の詩』
新堂冬樹先生は、幅がすごい。
グロテスクなものは、とことんグロテスクだし、えげつなさすぎる。
なのに、めちゃくちゃピュアな純愛ものも
描かれている。
表紙からして、優しい物語なんだろうなと
分かりますし、帯にも“泣ける”など謳われていることが多いので、感動ものなんだろうなと分かっているのに、
本当に泣いてしまいます。
投稿者は、ひねくれ者なので
“泣ける”や“どんでん返し”とか帯に
書かれていると冷めてしまうのです。
この単語は、ネタバレと同じだと
思うんですよね。
『ある愛の詩』は、男性がピュアで。
こんなにもピュアな人がいるのか!?
と、疑いながら読んでしまうのですが
気付いたら、のめり込んでいるし
泣いていました。
デトックス効果、抜群です。