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石川県 外国人コミュニティリーダー情報交換会(2024.10.26)

石川県国際交流協会(IFIE)が主催する外国人コミュニティリーダー情報交換会にコーディネーターとして参加させていただきました。
外国人コミュニティリーダー研修は2021年度から行われている事業で、これまで25名以上の修了者がいます。
今回のテーマは、災害誰もが安全安心のまちづくり。1月に起きた能登半島地震だけではなく、9月には奥能登豪雨が起きました。石川県において災害はまさに”いま起きている”話であり、このテーマを設定したことは必然とも言えるでしょう。

話し合いでは、それぞれの被災経験を踏まえて「地震のときは怖かった。家にいられなかった」「防災無線は聞こえなかった。NHKの外国語放送を聴いた」「自分の母語は目に留まりやすい」「市職員は全体への対応で手が回らない中で、国際交流協会、日本語教室、企業のサポートが頼りになった」「地震のときに隣の人が声をかけてくれてうれしかった」といった声がありました。
また、これからのことについては「直接会ったり、話したりすることで信頼関係ができる」「外国人コミュニティの中に防災を学んでいる人がいれば安心」「楽しみにながら防災を学べると良い」などの意見が交わされました。

金沢駅では多くの外国人観光客を見かけました。誰もが安全・安心なまちづくりは、住民はもとよりそのまちを訪れる人びとにとっても大切です。
これからも外国人コミュニティリーダーの取組みに注目していきたいと思います。


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