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休職中だからこそ遊ぼう!

私のところに来られるお客様の中には、うつ病や適応障害と診断され仕事を休職されている方も結構いらっしゃいます。

こういう方々の特徴として、仕事に行かなくて良いという安心感はあるのですが一方で、外に出るということに抵抗感を感じていたりします。

「自分は病気で仕事を休んでいるんだから、外出なんかしてはいけない」と思い込んでいたり、「外出先で職場の人に会ったらどうしよう」といった不安や罪悪感などを感じているようです。
中には食材の買い物すら躊躇われる方も居ます。

少し前、某TV局の局アナが精神的な不調(恐らくココロの病)から休職、その後パリ五輪に行っている姿が報じられ「休職中に何で遊びに行っている」といった誹謗中傷が殺到し、これが原因かどうかは定かではないモノの退職してしまった、ということもありました。

この辺りも日本ではまだまだココロの病に対する理解度が低いということの表れですが、私は上記のようなお客様に対して「体調に問題が無ければ、どんどん遊びに行きましょう」とお勧めしています。

カラダの具合は悪いようであればそれはまず体調を回復させるためにカラダを休ませることは大切ですが、多くの方は体調には問題が無く、外出も何ら問題なく出来る方ばかり。

であるなら、ココロの病の元となっているストレス解消をしっかりとするべきなんですね。
これは部屋の中に籠りきりでは解消されません。

ストレス解消に必要なのは、ココロに「新鮮な刺激」を与えることです。
外に出て風を感じたり、ちょっと足を延ばしてきれいな風景を観たり、行きたかった所に行ってそこで様々なことを楽しんだりと、ココロに新たな刺激を与えてあげる、自分が「楽しむ」という経験をすることです。

ところがアダルトチルドレンはこの「楽しむ」という行為が出来ません。
そうしてはいけない、という思い込みがそこにあるため、そのような行動そのものに罪悪感を感じてしまうんです。

だからこそ休職中に、そのような思い込みを改善していく必要があると考えていますし、まとまった時間が取れるわけですからその改善にうってつけの時期と考えて欲しいんです。

それまでの自分は何かを「楽しむ」ことが出来ておらず、ひたすら仕事を頑張ることで評価を得ようとしていた結果、休職という事態に陥ったということを再認識して、まず日常的にストレスを解消出来るようになるべく「自分を楽しませる」ことを休職期間中に学んで欲しいんです。

今の時期であれば紅葉を観に行く、なんていうのも良いと思います。
紅葉の名所は大抵自然が豊かな場所ですので、そこでゆっくりと景色を観ながらココロ穏やかな時間を過ごすのも、ストレス解消には最適です。

さらに言えばうつ病を始めとするココロの病には「お日様の光」が、何よりの特効薬となります。
こういったことは部屋の中では経験出来ませんから、ぜひ外に出てもらいたいと思います。

そして最終的な目標として、他人の目(評価)を気にすることなく、自分を楽しませることに「罪悪感を感じない自分」になる、ということを目指して下さい。

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須藤 勝則

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