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好きだけど友達に戻った、いや音信不通から友達に戻れた?前進か後進かわかんない話
いつもより長いです
重くはない!たぶん
めちゃくちゃ眠いのに眠れない
泣きたいのに泣けないし
清々しいのにとても寂しいよ
あの日会ってからぐるぐる考えてしまい
ポツポツ連絡するもタイミング悪く話せない
お互い今はごめんのLINEばかりで気が滅入る
もうダメだ、私のメンタルが持たない
「ちょっとでいいから電話できない?
5分で終わる!」
仕事の前に連絡するって返事がきた
…これでこなかったら5分の価値もないんだなとかやっぱりグレーのまま繋がってる方がいいんじゃないかとか。し、しんどい
げっそりしてる私に
「遅くなった!今いけるよ」のLINE
「お仕事前にありがとう!」
明るい声を意識して今度遊ぼうよと誘ってみる、いいよって言うのに日にちは決めてくれない…なんで?なんで約束するの嫌なん?
またドタキャンしたら嫌だからって。前日の仕事の感じで起きられるかわからないって。でも一応じゃあこの日!って約束してくれた…やっぱりもうダメだ、ちゃんと聞こう
「あのさ…私達って終わったの?」
「えっと終わりって言ったつもり」
LINEで言われたアレでやっぱり終わってたのか
それから彼がたぶんこの1ヶ月考えてた事を伝えてくれた。詳しくは長くなるから書かないけど簡潔に言うと彼氏彼女の関係に疲れたって。
やっぱり昼夜逆転生活の彼にはだいぶしんどかったみたい。よく1年続いたな…
「…やだ…」無理だろうけど一応言ってみる
「また友達から始めようよ」
「でもさーでも…でもでも言いたくないんだけどでもさ、あぁでもって言っちゃう」
「でもでも言っていいよ」笑いながら話す
「でもきみ私の事めっちゃ好きやん」
「すごいポジティブ」
「好きでしょ!」
「好きだよ、だから友達になろ」…トモダチ…
「じゃあもうセックスもしないって事?」
「また他の人とできるよ」
「きみとしかしたくない」
「うーん、まぁまた酔っ払って俺が口説くかもしれんよ」
「でも酔っ払って電話かけてくる事ももうないんでしょ?」
「あーそれはかけるかもしれない」
ずっと笑いながら話していた
彼の言い分もよくわかった
今までめちゃくちゃ頑張ってくれてたのもわかってたのに、本当はわかってなかったんだ
「私がめちゃくちゃ好きになってしまってコントロールできなくなってごめんね、重くて怖かったよね。すごく反省してます」
「そんな事ない、好きになってくれたのはすごい嬉しかったから」
「私の事好き?」
「好きだよ」
「それは友達とかみんなと同じ好きでしょう」
「違うよ、特別だよ」
その言葉が聞けただけでよかった
ちゃんと付き合ってちゃんと終われた
仕事前にありがとうと言って電話を切った
しばらく考えてからLINEを送る
今度会えるの楽しみにしてるよ
好きだよ
ありがと!のスタンプが返ってきた
あぁ、もう好きだよとは言って貰えないんだな
次も会えるかわからない
でも私の事絶対忘れないだろうな
きっと偶然会わなかったら友達に戻る事もなく終わってたんだろう
私がニコニコ笑っていつも通りあの時話したから彼も冷静になって伝えてくれたんだと思う
えっ私めっちゃいい女なのでは?
私が眠れないのも激痩せしたのもなーんにも知らない。涙が出なくて屍みたいだった事も人混みの中号泣しながら歩いた事も。
なんにも知らないからそうやって笑って友達に戻ろうって言えるんだよなぁ
これでよかったのかな
たぶん、よかった
連絡できず苦しくて吐きそうになってた日々が終わった。いつでも連絡してよくて「好きだよ」も言える関係に戻った
私も呪いみたいな重たい好きはもう捨てる
もっと軽やかに恋愛したい
大寒波がきてるけれどもうすぐ春だ
一旦終わったけど私たちの恋はこれからだー!って伝説の最終回みたいな気持ち
彼に会えてよかった
何回も何回も思うけど感謝しかない
私の事好きになってくれてありがとう
私も好きになれて本当によかった
たぶんずーっと好き、また笑って会おうね
明け方久しぶりに仕事終わりの彼から電話がかかってきた
少しだけ話して私から「好きだよ、おやすみ」って言ったら「ありがとう俺もよ、おやすみ」だって。あまーい