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更年期症状になぜ大豆イソフラボン?

大豆イソフラボン、耳にしたことありますか?
私は、更年期に入るまで知りませんでした。
お恥ずかしい💦

更年期症状には、大豆イソフラボンが有効的なんですが、
 ・どうして大豆イソフラボンなの?
 ・具体的にどんなものなの?
など、順を追ってお話しします。

まず、結論から話しますと
「大豆イソフラボンはエストロゲンと似た化学構造だから、更年期症状の改善には効く」ということなんです。

エストロゲンとは、女性ホルモンの一つです。
更年期にはこの女性ホルモンが減ることで、自律神経が乱れ、様々な症状が私たちを苦しめます。

私は、非常に苦しめられました。
ありとあらゆる症状に振り回され、カラダを乗っ取られ、ココロまでズタズタにされました。

この減ってしまう女性ホルモンを増やすことはできません。

が、もともとエストロゲンを受け止める受容体というものがあるんですが、この受容体が本物のエストロゲンと間違えて、イソフラボンを受け止めてしまうほど似ているから、大豆イソフラボンが有効だということです。

受容体さん、ありがとう。
うっかりさんで良かった。

それでは、まずエストロゲンについて
もうちょっと詳しくお話しします。

そもそも更年期の症状って
人によって出たり出なかったりします。

症状としては、
・頭痛
・めまい
・耳鳴り
・物忘れ
・抑うつ感
・倦怠感
・判断力や集中力の低下
・不眠
・不安感

それから
・食欲不振
・吐き気
・便秘
・下痢
・腹部膨満感

・肩こり
・腰痛
・関節痛
・背部痛
・手のこわばり
・手足のしびれ

200~300種類もあります。

頭の先から足の先まで全身に影響が出て
精神的にも不安定になるし
ホントつらいですよね。

症状のない人には、どんなに説明してもわかってもらえない。
同じ女性なのに、ひどくないですか?

一度に全部の症状が襲い掛かってくるわけではないけど
じわじわ じわじわ じわじわ じわじわ・・・
真綿で首を絞められているような・・・

体調が
あれ?
なんかおかしいぞって
感じる日が多くなります。

その原因は閉経に向かって卵巣の働きが衰えはじめ、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が急激に減少をはじめるからです。
(厳密に言うと減少したり、ちょっと増えたりを繰り返します)

女性は生まれてから死ぬまで大なり小なりの波を
いくつも超えてきています。
本当にめまぐるしいですよね。

もう少し、社会の保障があっても良さそうなものです。
女性がいなければ、男性は生まれてこないんですから!

でも女性は、男性には感じることのない喜びや
人とのふれあいも女性ならなんですよね。
大いに楽しみましょう♪

海外だと、
「閉経したら白いスカートが着れるわ♪」なんて
ポジティブなんですよ。

さて
女性ホルモンは先ほどのエストロゲンともう一種類あります。プロゲステロンといいます。

この2種類が女性ホルモンなんですが、一生の量ってティースプーン1杯なんだってご存じでしたか?

そんなに少ないのに、こんなにもつらい思いをするんですよね💦
私たちの体って、エストロゲンでできてるんじゃないかってくらい、エストロゲンに左右されます。

女性ならではの
月経や妊娠、出産だけでなく、全身の働きに大きな影響をエストロゲンは与えます。

例えば
・骨を強くしなやかにしたり
・肌のみずみずしさを保ったり
・脂質代謝のバランスを保ったり

・骨粗しょう症や動脈硬化、認知障害などの心配もエストロゲン減少によって起こります。

具体的にどんなものに含まれているかを
お話する前に

大豆イソフラボンだけ摂っていても
効果がないことを知ってください。

大事なのは、栄養バランスです。
そのうえで、大豆イソフラボンを積極的に摂ってください。

それからもうひとつ。

サプリメントと一緒に、大豆イソフラボンを摂ると
過剰摂取になりがちなので、やめてください。

サプリメントは、ものにもよりますが、
根拠のないものもあるのでオススメはしません。

下記に、イソフラボンの含有量を記します。
 豆腐1丁300g : 60mg
 豆乳1パック200ml : 49mg
 大豆水煮60g : 43mg
 厚揚げ0.5枚100g : 39mg
 納豆1パック45g : 33mg
 きな粉大さじ1(6g) : 18mg

上限は50mg程度です。

閉経前であれば、70mgは摂っておいたほうが効果が出やすいと思います。

それでは
【 効果的な摂り方 】をお話ししましょう。

【 カルシウムと一緒に摂りましょう 】
牛乳や小魚、青菜などのカルシウムと一緒に
大豆イソフラボンを含む食品を組み合わせると
カルシウムの流出を防げます。

【 豆乳を飲むのであれば、朝食がオススメです 】
豆乳に含まれている大豆タンパク質・食物繊維は
糖質をコントロールしてくれるからです。

食べたあとに起きる急激な血糖値の上昇を
豆乳が抑えてくれます。

大豆イソフラボンを多く摂っている人は
ホットフラッシュが見られにくいという報告もあります。

※ ホットフラッシュ
(更年期障害による、ほてり・のぼせ)

確かに、更年期症状に振り回されていた頃の私は、あまり食べていなかったかも・・・

大豆食品は摂りやすいものが多いのに。

冷奴だっていいし、
厚揚げやがんもどきは煮ても焼いてもいいし
お味噌汁だって一日一食は食べたいところです。

ヨーグルトにきな粉をかけても美味しいですよ。

簡単に食べられるものばかり!

仕事に家事
育児に介護
趣味やボランティア

太陽のように笑って
毎日イキイキと明るく過ごしたいですよね♪

更年期症状は
食生活を見直すことで改善できます。

明日から、なんて言っているといつまで経ってもよくならないので、次の食事から摂り入れてくださいね。

まとめ

・女性ホルモン「エストロゲン」減少による更年期の症状は、大豆イソフラボンを積極的に摂取して乗り切りましょう。

・エストロゲンと大豆イソフラボンは化学構造が似ているため、更年期症状の改善に効果的です。

女性ならではの大変さ、つらさはありますが
だからこそ!
楽しみや幸せは自分で増やしていきましょう!
あなたの笑顔は太陽のパワーに匹敵します!!

お読みいただき誠にありがとうございました。
🌸更年期は
🌸自分をいたわる気持ちを最優先してほしい
🌸更年期を感じたら
🌸身体が変わってきているサインです

🍅食生活
🍅ストレス軽減
🍅睡眠
🍅運動
どれも大切です!!
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遊びにきてください!


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