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音楽お薬

悲しいことがあったりして落ち込んだら、意識して音楽を聴くようにしている。
クラシック。オーケストラが多いかな。バイオリンもピアノも好きだけど、オーケストラと協奏してるのが好き。

これは私の勝手な想像だけど、心惹かれるのは、曲のハーモニーや演奏の素晴らしさだけじゃなく、作曲家の、曲を作り上げるまでの壮絶な孤独や葛藤や苦悩、演奏家の曲(曲想)をつかむ、習得するまでの孤独や苦悩や自分との闘いや壮絶な練習、なども想像してしまい、それがなぜかわたしの傷ついたこころを癒してくれるのです。(涙ぐんだりする。)

そしてそれぞれのプロが、一人の指揮者のもとみんなみんな心を寄せて、一心に一つの作品を奏でる、その姿がなんというか、尊くて。(やっぱり涙ぐんだりする。)

(モーツァルトはこれまた勝手なイメージで申し訳ないけど大天才で、なんか、あまり自己と格闘して曲を作るというイメージはないけれど)

でもそんなことを思うのは一瞬で、華麗で絢爛なメロディに没入して、圧倒されて、無心になって、聴き終わったころにはわたしのくだらない雑念や邪念やきたないものが浄化されてるような気がします。

わたしは子供時代にピアノをやっていたくらいで、テクニカルなことや音の粒がどうとか、間がどうとか、詳しいことはわからないです。
聴いていて心が震えるか、で、好きだ!と思うだけのわたしだけども、ユーチューブで、コメントをつらつら見てたら、どうやらわたしの個人的好きだけじゃなくて、皆さんが、素晴らしい演奏だ!最高峰だ!と口をそろえているのがあったので、ご紹介いたします。(最近よく聴いてました。)

ブラームスの交響曲第一番。

これ、落ち込んだら絶対に聴くんです。

長いですけど、もしよければ、初めのさわりだけでも聞いてみてください。

蛇足だけれど、日本の音楽家の名手たちがそろっている演奏だそうです。

蛇足の蛇足だけど、ブラームスはこの曲をつくるのに、着想から20年以上の歳月を費やしたといわれています。20年!!!

のだめカンタービレなどでも使われたそうですね。聞いたことある人もいるかも。


P.S 
え?文子さん落ち込んでたの?
答え:はい。
ははは。
でも、もう大丈夫です!多分。

音楽家をとりまく厳しい環境とかもわたしはよく知らないでいるけれど、すべての音楽に携わる人に、幸あれ!と祈ります。


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