自分の両面
久しぶりの投稿になります。
前回の記事を書いたのが2週間ほど前。
すごく多忙という訳でもなかったのだけれど
何かを書きたいという気持ちにはならず
平凡に平和に淡々と暮らしていた日々でした。
日常生活の中で、誰しもが浮き沈みってあると思うのですが、
私の場合もそれは大いにあって、
そこまで深刻ではない躁と鬱の波が
日常の中で繰り返されます。
鬱と躁というと言葉が重い気がするので、
ここでは陰と陽と表現します。
陽の時は、自信に満ち溢れていてまさにハイテンション
今日の自分だったらどんな人ともコミュニケーションできる!
外に出たい!話したい!!
となる。
仕事でのパフォーマンスも異様に高い。
アイディアも次々と浮かんで
どこにでも到達できる気がする。
まさに無敵の状態。
一方、陰のターンが来たら、
自分の存在がちっぽけに思える。
話す言葉に慎重になるし
傷つきやすくなる、後悔が多い、
深刻に物事を考える。
なるべくなら
一人おとなしく家にこもっていたい。
同じ人間?って感じ。
女性特有のホルモンバランスも関係しているのでしょう。
個人差もありますよね。
この波は、付き合っていくのが難しい
なかなか厄介なものではあるんですけれど
その両面を受け容れている自分がいます。
その理由は、
両方の状態を自分がいちばん把握できている、
客観的・俯瞰的に自分の状態を見つめることができる
からなのだと思います。
その自信だけあります。
陽ゾーンの自分が
120パーセントの実力を発揮する。
けれどそれは「仮の自分」であるという認識。
だから、そこまで調子に乗ったりも
自信過剰になったりもしない。
謙虚さを大事にしている。
陽ゾーンに入ったら、
今のうちに何かを形にしようと思う。
チャンスだから。
そして私は
陰ゾーンでもめげない。
自分の努力で気分は上がらないけれど、
いつか上がってくると信じている。
この何も生み出さない苦しい時期が
そのうち終焉することも分かっている。
冬眠してる熊さんみたいに
ちゃんと春が来るのを
私は待てる。
冬の過ごし方は心得ている。
そして、
一番ありがたいことは、
「わたし、いま陰ゾーン入ってます」
って申告できる
支援者がいてくれること。
テンションが上がらないときに
無理をすると失敗する。
だれかを巻き添えにする。
それはしたくない。
そう。
ここまですごく達観した風に書いてきましたが
ここまでたどり着くまでには
いろんな失敗など、苦い経験や後悔がありました。
ちなみに、たぶんまだたどり着けてはいない。
ずっと発展途上なんです。
ただ、
もう少し若いころは、
自分の浮き沈みに悩んだり
自信を失ったり
身近な人に甘えすぎて傷つけてしまうことが
何度もありました。
自分も自分に振り回されている感じ。
けれど、
そんな私を見捨てないで
いつも隣にいてくれた人
居続けてくれた人に
自分はいろんなことを教えてもらったんだと思う。
いいときも
わるいときも
そのどちらも平等に大事にしてくれる
そんな人たちをこれからも
倍返しで大切にしていきたいものです。
ときどき考える。
もし、陰と陽の「中間」が恒常的に得られるなら、って。
強い太陽のエネルギーもない
その代わり
暗いかげに悩まされることもない
まぶしくも真っ暗でもない
平坦で平穏な世界で
確実な安定を得られるとしたら。
たぶん、それを私は選択しないと思う。
なんか、自分ではなくなってしまうような気がするから。
たまに騒がしくて
たまにくたびれている
たまに得た自信を
たまに失う
そしてまた取り戻す
すこしずつ、プラスを積んでいく。
たぶんそれが私だから、
きっとこの先も
自分を理解しながら
受け容れながら
その努力をしながら
自分の人生を
歩んでいくのだろう
30代も後半にして
そう思えるくらいには
自分のことを好きでいられているのかもしれません。
最後まで読んでくれたそこのあなたも
私の支援者です!
いつもありがとうー!!