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本屋に行って最初に目についた本を読んでみる

こんにちは、フリーライターの比嘉桃子です。

これまでnoteでは、ライターなら「読む」ことを大切にしてほしいと何度か偉そうに語ってきました。
今回初めて私の記事を読んでくださる方は、ぜひ過去記事も辿ってみてください。
ライター関連の記事は以下にまとめてあります。

ライターとして成長するのに必須…とまでは言いませんが、文章表現を豊かにするためには他人の文章を「読む」という行為はとても有意義。
自分の中になかった表現方法が溢れており、本を1冊読むだけで、いや3,000字程度のWEB記事を読むだけでも、引き出しは一気に増えることでしょう。

正直、どんな文章を読もうと学びはあります。
重鎮ライターさんの記事を読めば思ってもみなかった斬新な言い回しに気づくことは多いでしょう。
まったくのど素人が書いたブログ記事を読めば「この言い方には気をつけよう…」と人の振り見て我が振り直せといった気づきがあるかもしれません。(もちろん、素人さんでも文章上手い方たくさんいらっしゃいます!大声でフォローしておくスタイル!!)

…ですが、多くの人は自分が好きなジャンルのものばかり読んでしまうはず。

小説好きさんはある特定の作家の小説に偏ったり、自己啓発好きさんは自分を鼓舞するような内容の本に偏ったり。

そうした偏りも自分の個性を育てるきっかけの一つ。
悪いことでは全くありません。

しかし、思ってもみなかったような新しい引き出しを見つけられるのは、これまで触れてこなかったジャンルの文章であることが多いんです。

そこで私は、あえて偏りのない文章に触れる日を作っています。
普段だったら読まないような本に、あえて手を伸ばしてみるんです。

特におすすめなのはブックカフェ。
わたしはブックカフェで過ごす時間が本当に好きで、時間がとれるとよく居座っています。

ブックカフェでは、購入前の本が読み放題。
新しいジャンルの本に手を出しやすい環境であり、かつ短時間でたくさんの本に触れることができます。

とはいえ何を読んでいいかわからないはず。
そんなときは、ランダムで結構です。
本屋に入ってまず目についた本を読む、と決めてしまってもいい。
表紙が好きな本でもいい。また、上から5段目、左から9つ目の本を読むと決めてもいい。
とにかく無作為に本を選んでみてください。

選んだ本について、読了する必要はありません。
はじめにを読むだけでもOK。パッと開いたページをサラッと読むだけでも大丈夫。
読むのが苦しくなったらやめてしまっても結構です。

とにかく大事なのは、新鮮な文章に触れること。
ブックカフェで1時間も過ごせば、自分の中の表現の引き出しが一気に増えていることに気が付きます。

より確実に引き出しを増やしたい方は、「表現メモ」をとりながら読む方法がおすすめ。
表現メモについては前回の記事を参照にしてくださいね。

ちなみに私は小説、エッセイ、自己啓発関連が好き。
一方小難しい文章が多い解説本みたいなものはすごく苦手で、読んでいると睡魔に襲われます。

しかし、たまに読んでみると表現の豊かさに驚くことも。
難しいことがすごくわかりやすく解説された一文を読むと、スタンディングオーベーションです。(絶対やめて)

そうした出逢いに触れると、アドレナリン大放出。
「やっぱり文章が好きだ〜〜〜!」と叫びたくなります。
ライター、楽しい仕事ですね、ほんと。

こんな記事書いちゃったらもれなくブックカフェに行きたくなります。
仕事さっさと仕上げて、近々ブックカフェでゆったりする時間を作るぞ〜!

ではまた^^

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