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縦縞と横縞の効果


20年になる我が家のユニットバスに不具合が出始
め、只今リフォームに向けカタログと睨めっこ中。

価格帯はもちろんだけど、ものすごく悩ましいのが浴槽や床、水栓器具以上に壁。
このの種類、どのメーカーも40種類ぐらいあるんです。



浴室といえば限られた空間。決して広くはない空間4面を囲う壁。毎日必ず目にするそれは、選択を失敗してしまうと入浴のたびに後悔に苛まれることになります。


ある程度の候補に絞り込んだところで気がついたんです。

どれも何となく横にラインの入ったものをチョイスしている。


ここで、柄についての心理を思い出す‥。

縦縞(ストライプ)は、決断力、意思の強さ、実行力、誠実、知的さなどシャープな印象を与える。

横縞(ボーダー)は、安定、自由、安心感などカジュアルな印象を与える。

縦縞、横縞、どちらも線が太いほどカジュアルに、細いほどシャープになる。

【ヘルムホルツの正方形】


↑2つの柄、どちらも同じ正方形ですが、左の方が縦長に見えませんか?

長方形にして線の幅を変えても、左の方が縦長に見えますね。


平面図形では横縞の方が縦長に見えるのです。



一方で【縦柄俗説】といって、縦縞より横縞の服は太って見えます。これは三次元的な立体世界での錯覚です。


平面、立体でこのように逆の効果になるのです。

私が浴室に求めるのはリラックス感。だから自然に横の柄を選んでいるのかもしれません。
そして我が家の浴室、残念なことに天井高が低いのです。それも相乗して無意識にチョイスしているのかも?

ところで、毎日カタログと格闘している私を怪訝な顔で見る夫。

「そんなに長い時間よく飽きないねー。」

リフォーム会社の人いわく、男性は設備重視、女性は全体の雰囲気重視で、ショールームでも女性は2〜3時間は平気で見ているのだそう。


近日中にショールームに行く我が家。
前談のデジャヴになりそうな予感が‥笑。


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