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言葉が躍動して 文章が踊る



春〜夏に開催された
藤原華さん主催noteコンテスト
「なぜ、私は書くのか」に応募していました。


noteを始めて1ヵ月、私自身が「なぜ書きたくなったのか?」について考えていた時期に重なったピッタリなテーマでした。




下書きを書き終えたころ、お手本として発表された記事がこちら。


読んだ途端、撃沈しました‥。

藤原華さんの文章って、躍動してるんです。
2次元から飛び出して、耳元、喉元通り越して内臓に入り込んでくる。

目の前の情景として浮かぶんです。

「こんなのお手本にされたら、書けない。」

正直、そう思っちゃいました。




自問自答が続きました。

「じゃあこれ、引っ込めるの?」


あれこれ こねくり回して装ったところで、体裁よく書き換えたところで、そんな張りぼての鎧では見透かされてしまうだろう。

百戦錬磨 文章を見てきた藤原華さんにはそんなものは通用しない。

私の今時点でのささやかな技量と、「書く」に向けた真っ正直な気持ちだけで どストレートに挑むしかない。

そんな思いに至り、何度か寝かせて加筆修正して出しました。


今夏は、感じたことのない長い夏になりました。




私の記事は無事に中間選考を通過しました。

最終選考を待つ ここからの時間が、さらに長い半月でした。
心の波が荒立っては消え、また荒立っては消える、ざわざわする気持ちでした。



長く感じた理由、1番はこれです。

その後に出されたこのコンテストに関するいくつかの記事、中間選考の通過者の方々の記事を読ませていただいて、自分の記事に明らかに足りないものに気付かされたんです。


そう。

明らかにこのコンテストに必要なものが私の記事には足りていなかったことに。

それは、簡単な言葉でお伝えすると です。

4ヵ月前のあの時点での全てを注いだ記事だった。それは間違いありません。
私にとってはとても大切な作品です。


結果、私の記事は受賞には至りませんでした。


このコンテストに参加させていただいて、「書く」ということに向き合えた本当に貴重な数ヵ月だったと思います。


何より、私に足りないものがはっきり見えた。
とても大きな気づきを得ました。

「正直、心底とっても悔しい!!!」


この届かなかった距離を伸びしろとして、ちゃんと前進していきたいと思います。

言葉が躍動して 文章が踊る。

そんなものが書けるように、これからも筆を止めずにいようと思います。

私の「書く」旅はまだ始まったばかりです。


最後になりましたが 受賞者の皆さま、本当におめでとうございます。
素晴らしい作品ばかりで圧倒されました。



藤原華さん、ジャスミンさん、このコンテストに関わられたnoterの皆さん、素敵な時間と経験をありがとうございました。

mana

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