過去3社で働く中で気づいた、好きな会社で働き続けるために必要な3つのこと
はじめに
こんにちは。
株式会社エイチームコマーステックの望月と申します。
2001年に大学を卒業し、初めて就職してから22年が経とうとしています。
今の会社を合わせて3社での勤務経験があり、様々な環境で多くの成長機会に出合ってきました。
記事に入る前に、私がどんな人間なのか気になる方は、昨年末に書いた振り返り記事をお読みいただくとわかりやすいと思います。
なお、私はエイチームコマーステックの代表であると同時に、親会社であるエイチームの従業員です。
本記事は、従業員としての目線で書いております。
※記事の内容は、私の個人的な経験と解釈に基づいて書いており、所属組織とは一切関係ありませんのでご注意ください
何を伝える記事か
これまで転職した知人から、「この会社好きだったんだけどな」とか「いつの間にか気持ちが変わっちゃったんだよな」といった話を聞いたことが何度もあります。
(私もそれを感じたことがある一人です)
改めて自分自身を振り返り、現在と比較してみたら、あの頃の自分に足らなかったことが見えてきたためnoteに書こうと思います。
特に、
好きだと思える会社で働いている方
この先も会社を好きでいたいと思う方
最近会社を好きな気持に変化を感じる方
に読んでいただき、なにか現状を変えるきっかけになってくれるといいなと思っています。
先に結論
「好きな会社で働き続ける」を私なりに分解すると、「好きな会社に巡り合うこと」と「その会社を好きでい続けること」に分かれると思っています。
この2つを満たすために必要な行動は
相性のいい会社を探し当てること
会社に好きでいられる状態を求めること
会社で起こる変化の納得度を高めること
こちらの3つだと思っています。
そして、その3つのうち、冒頭でご紹介した本記事の趣旨に沿うのが2と3であるため、そこに絞って解説していきます。
(1についても私なりの考えがあるため、別のテーマで公開したいと思います)
自分自身の過去を振り返って
私が過去に仕事をしてきた2つの会社は、どちらも自分にとって相性がいい会社であったと今でも思っています。
それにも関わらず、2社とも入社後7年半で転職を決意しています。
入社した直後と退職する直前を振り返ってみると、程度の違いはありますが、両社とも入社時よりも私の中で冷めたような感情に変化していたことを思い出します。
この感情が、この記事でいうところの「好きでい続けることができなかった」のではないかと思います。
それぞれの会社でどのように働いていたかというと、共通して「黙って受け入れる」スタンスでした。
もう少し詳しく説明すると、会社が大きいとか、変化のスピードが早いといった環境の言い訳はたくさんあるものの、自分が会社を好きでいるために会社にどうあってほしいとか、決定事項の納得度を上げるために詳細な説明をリクエストするといった行動は全くとれていませんでした。
私は、激流のように変化する会社のなかで、なんとか流れにのまれないよう、向こう岸にたどり着けるように毎日必死で泳ぐような働き方をしていました。
変化したきっかけ
変化が起きたのは、エイチームに入って数年が経ったころです。
ある夜、お風呂でぼーっとしている時にふと、その数年間に会社で起こったことを思い返すことがありました。
当然といえば当然ですが、業績や事業や組織についてたった数年間で会社はたくさん変化していました。
そして、同時に同じ時間の中で自分自身も考え方や行動が変わっていることに気づきました。
本当に当たり前すぎる話ですが、会社も私もそれぞれの環境に適応するために、日々変化し続けているのだということ。
また、それぞれが独自に変化し続けている2つの存在が、一定の交わり(もしくは近い距離)を保ち続けること≒好きでい続けている状態で、何も手を加えずにそれを実現することはとても難しいことなのではないかという仮説を持ちました。
前提として、会社は従業員に好きでい続けてもらう努力をすべきです。
その上で、従業員としても会社を好きでい続けるために努力することがあるのではないかという考え方になっていきました。
それからやっていること
どの職場の経験がそうさせたのかわからないのですが、私はそれまで自身の役割や責任範囲外のことに関心を持ったり、口を出すといった習慣がありませんでした。
しかし、考え方が変化してからは徐々に、その行動も変わってきました。
例えば、私が参加する会議やアクセスできる情報の中で、明確に間違っているとはいえないことでも、それによって私の思う好きな会社像から外れる可能性を感じたら、直接・間接を問わず(その場で伝える or 上司に伝える)発信するようになりました。
また、私がアクセスできないことであれば軌道修正を提案することは難しいので、その結論に対して最大限自分を納得させるために、その材料を持っている人のところにいって背景や詳細を聞くようになりました。
会社視点に立つと、私の行動はスピードを落とすことにつながるため、やりすぎには注意する必要がありますが、なにより自分自身がこの会社を好きでい続けるために、必要なことだと思っています。
もちろん、これをやり続ければ、永遠に会社を好きでいられるとは言い切れませんが、少なくとも避けられるはずだったすれ違いをなくすことはできそうです。
まとめ
繰り返しになりますが、好きな会社で働き続けるために、私が必要だと思う行動はこちらの3点です。
相性のいい会社を探し当てること
会社に好きでいられる状態を求めること
会社で起こる変化の納得度を高めること
この中でも特に、会社を好きでい続けるために、私がやってきたのは2と3です。
会社も従業員も日々変化し続けているため、無用なすれ違いを起こさないように努力することが大切だと改めて思ったというお話しでした。
おわりに
会社は世の中にたくさんあります。
数ある会社の中で、自分が好きだと思えるところに入れたら、それはとても幸せなことだと思います。
より多くの人が、そんな会社に出合い、少しでも長く働き続ける世の中になるといいですね。
そんなことを考えている私や私が代表を務める株式会社エイチームコマーステックに、もし興味を持っていただけたら、SNSをフォローしてくださると嬉しいです。