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【休職日記】文章を書くのが好き。

休職してから、狂ったようにnoteを更新していて思ったこと。

noteって治安がいいですね。

今までは自分の気持ちを吐き出す時、Xで呟いていたのだけど、体調が悪くなってからは見ることすら苦痛になってしまった。FF以外の見たくない情報が目に入ってきてしまうし、いろんな人に簡単に届いてしまうことが恐ろしいなと思ってしまった。

代わりに、時間も出来たので、今までXに気軽に書いていたことを掘り下げて文章化し、投稿するようになったのだけど、自分の考えを整理できてそれなりに達成感もあって精神衛生上かなり良い。
短い文章だと誤解も生まれるし、なんだかいつも人の目にさらされてる緊張感があったのだけど、ここにはそういうのがない。
きっと文章を読むことが好きな人しかいないからなのかな。

まあ気軽に投稿できるのがXの良さなんですが。



スマホに書いているメモを整理していたら、休職する直前に書いていた文章が見つかった。

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外に出て人付き合いをすれば、良いこともあるし悪いこともある。そういうものではあるが、私はどうしても悪いことが起こった時に外に出なければ良かったと思ってしまう質だ。
人間誰しも腹の虫の居所が悪いことがあるのは仕方がないのだが、なぜかそういうとばっちりを受けてしまう側の人間である私は、それが起こった数日間はどんよりとした感情を持ち続けてしまう。

お昼休みに街を歩きながら腕時計を見ると、11:30で止まっていた。結婚指輪以外の装飾品をつけない私に、夫がプレゼントしてくれた時計で、ブランド品にまったく興味のない私が唯一持っている高価な代物だが、止まったまま腕につけられている様はなんだかとても滑稽に見えた。時計を動かすには時計屋に行って電池を変えてもらわなければならない。その事実がまた今日の憂鬱な気分を増幅させる。

このところ何も上手くいっていない。虚しさだけが体に積まれていく。

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これを読んで、ああ、私ずっと文章が書きたかったんだなあと感じた。
文章を書くのは昔から好きだったが、この時期は時間的にも精神的にも余裕がなくて書けていなかった。

ガシガシと書ける今は幸せだ。

時間をかけてもお金にはならない。
けれど今ただ書いているこの時間が、いつか何かの糧になると信じたい。


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